皆様ご存じのとおりナスは野菜の一種です。
日常的に食べられている方も多いと思います。
ナスの原産地はインドで、日本では奈良時代から栽培されていました。
昔は貴重な野菜であったと言われています。
江戸時代頃から広く栽培されるようになり、それ以降庶民的な野菜になったようです。
そんなナスではありますが、ナスには苦味があり、その苦味が苦手という人もいらっしゃいます。
今回は、そのナスの苦味をとる方法について見ていきたいと思います。
ナスが苦い理由
ナスにはあくがあります。
これがナスが苦い理由になっています。
ナスのあくは、実はクロロゲン酸というポリフェノールの一種です。
クロロゲン酸には効酸化作用で糖尿病や老化予防、血糖値の上昇を抑えるなどの効果があると言われています。
そのような効果があるため、苦味をとらずに食べたほうがいいのでは、という気もします。
しかし、ナスのあくが他の食材に触れてしまうと料理の味が変わってしまうため、
そういった点からもナスのあく抜きは必要です。
ナスの苦味はナスが出回る時期も関係しています。
6月ごろの旬のナスは、あまり苦味がありません。
あく抜きをしなくても大丈夫です。
しかし、8~9月ごろのナスは苦味を感じやすいものが多いです。
しっかりとあく抜きをしていきましょう。
ナスのあくを抜く方法
ナスのあく抜きをする方法には、まず塩水にさらす方法があります。
薄めの塩水に5分ほどさらしてください。
その後、しっかりと水分を拭き取ってください。
これで、あく抜きは完了です。
ただ、長時間水に晒すと風味が落ちますので注意してください。
その他の方法としては、ナスに塩をふる方法もあります。
なすの切り口に塩を振っておくと、ナスからじわじわと水分が出できます。
それを拭き取ってください。
塩を振る場合は、これであく抜きが終わります。
彩り重視のイタリアン料理でもよく使われている手法と言われています。
あく抜きをしても苦みを感じる場合もあります。
その場合は、鮮度に問題がある可能性があります。
できるだけ新鮮なうちにナスを食べてください。
まとめ
ナスの苦味の原因は、そのあくにあります。
あくにはクロロゲン酸と呼ばれるポリフェノールが含まれており、これが苦味になっています。あく抜きの方法には水にさらす、塩を振るといった方法があります。
しっかりあく抜きをしておいしくナスを食べましょう。
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