実に穴が空いているという特徴から、おせちなどでは先を見通すことができるように、などという意味も込められる野菜としてよくしられるレンコン。
煮物にしたときなどには、そのシャキシャキとした食感がアクセントにもなることから、よく利用される野菜です。
しかし、そんなレンコンを食べるときに気になってしまうのが、変色です。
どんな野菜でも起こってしまう変色。
変色してしまった後では食べられない状態になっている野菜も多いので、それが気になるという人も少なくは無いでしょう。
ですが、スーパーで買ったすぐの時でもすでに黒く変色していることがあるレンコン。
そんなレンコンの変色は、実際食べる上で問題があることなのでしょうか。
また、加熱料理した際に起こってしまう変色などにも、対処方法というのはあるのでしょうか。
今回はそのレンコンの変色の原因と対処法を合わせて紹介したいと思います。
レンコンが黒く変色する理由は？
実は、レンコンが黒く変色する理由は、その栄養成分にあることがほとんどです。
もちろん、収穫の際に泥がついてしまう、ということもあるようですが、それはきわめて稀なようです。
その栄養成分というのは、ポリフェノールの一種であるタンニンです。
このタンニンというものは、空気や鉄分に触れると黒く変色してしまう性質があります。
これが、レンコンが黒く変色してしまう理由です。
なので、この変色によって健康に害が及ぼされるようなことはありません。
このポリフェノールには、抗酸化作用などが期待されるので、むしろ積極的に摂るようにしてもよい成分でしょう。
変色を抑えるためには？
この変色を抑えるための方法として、酢水につける、などの方法があります。
10分程度つけておくことで、変色を抑える効果が期待できるようです。
ですが、あまりつけすぎてしまうと、レンコンの風味やタンニンの効果が薄まってしまうことがあるので、時間には注意が必要です。
まとめ
レンコンの黒い変色は、ただ見栄えが悪いだけで体には問題が無いことが分かりました。
それの対処法も簡単なので、是非お試しください。
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