皆様ご存じのとおりナスは野菜の一種です。
日常的に食べられている方も多いと思います。
ナスの原産地はインドで、日本では奈良時代から栽培されていました。
昔は貴重な野菜であったと言われています。
江戸時代頃から広く栽培されるようになり、それ以降庶民的な野菜になったようです。
そんなナスではありますが、ナスは調理する際に水にさらす場合があります。
今回は、そのナスを水にさらす理由と栄養素の関係について見ていきます。
ナスを水にさらす理由
ナスにはあくがあります。
これはナスの苦味になっています。
このナスのあくを抜くために水にさらす場合があります。
ナスのあくは、実はクロロゲン酸というポリフェノールの一種です。
そのため、苦味をとらずに食べたほうがいいのでは、という気もします。
しかし、ナスのあくが他の食材に触れてしまうと料理の味が変わってしまいます。
そういった点からもナスのあく抜きは必要です。
ナスのあくを抜く方法と栄養素
ナスのあく抜きをする方法には、塩水にさらす方法があります。
薄めの塩水に5分ほどさらしてください。
その後、しっかりと水分を拭き取ってください。
これで、あく抜きは完了です。
ただ、長時間水に晒すと風味が落ちますので、注意しましょう。
また、ナスのあく抜きをする際は栄養素の流出してしまうことにも注意しましょう。
特にビタミンCやビタミンB1、B2、葉酸などは水に溶ける性質のビタミン類です。
ナスを水にさらしていると、水に流れ出てしまいますので、水にさらす時間はよく管理するようにしましょう。
その他、アンチエイジングに効果的なポリフェノール類にも、水溶性のものがあります。
これらの栄養が流れ出てしまう可能性がありますので、水にさらす時間はできる限り短くするようにしましょう。
まとめ
ナスを水にさらす理由はナスのあく抜きが必要であるからです。
ナスのあくには苦味があるため、水にさらしてあく抜きをすることで苦味をとるようにします。
しかしながら、ナスに含まれるビタミン等の栄養素には水溶性のものがあります。
そのため、長時間、ナスを水にさらしているとそれらの栄養素が水に流れ出てしまいますので、水にさらす時間はよく注意するようにしましょう。
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