みょうがは独特の風味を持ちあわせている、薬味と言った方がいい食材です。
使い方はみょうがの甘酢付けやお吸い物などに使用される事が多いと思います。
みょうがを良く見てみると、薄くピンクがかっている物や、頭が緑掛かっている物、白っぽいものまでがあります。
ではみょうがは、どの色が一番いいのでしょうか。
みょうがの色はなぜ緑に?
みょうがの色がなぜ緑になるかの前に、みょうがの生態を栽培方法を知らなければ話が先に進みません。
みょうがは日の当らない所で育成が進む植物と言われています。
栽培する場合でも、常に日陰の場所に植え付ける事がポイントになってきます。
皆さんはみょうがどうやって生るのか御存じでしょうか?
オクラのように生ると思っている方も多いのではないでしょうか。
みょうがは、地下茎から生えてくるのです。
簡単に言えば筍が地下から生えてくるイメージと一緒です。
みょうがは土から生えてくるのです。
みょうがが土から生えてくる事がわかった所で、スーパーに並んでいるみょうがの色と自宅で栽培したみょうがの色が違っている事に気がつく事でしょう。
家庭菜園で作ったみょうがの方が色が濃く、頭部の緑色も濃く感じられると思います。
それは、農家と栽培方法が若干違うからなのです。
農家ではみょうがの色を均一にする為にマルチングと言う手法を用いています。
畑に黒いビニールのカバーなどが掛かっていたりするのが、マルチングの一例です。
こうする事で色を均一に保つ事が出来るのと味のバラツキを抑える事も考えられます。
家庭菜園の場合にはそこまで、キッチリとしたマルチングが出来ない為に、土から顔を出したみょうがが日焼けしてしまう事で緑色が濃くなってしまうのです。
みょうがの色が緑色と薄い色では味に違いはあるのでしょうか?
スーパーなどで販売されているみょうがは赤みが掛かっているみょうがですが、マルチングなどをして栽培している事から均一の味になります。
また緑色のみょうがは、土から顔を出した段階から、色が緑色に変化していきます。
価格面で言えば、スーパーで販売されているみょうがの方がコストが掛かっている為に割高感がありますが、緑色のみょうがは自然栽培されている事が多く商品価値が少ない為にコストも安くなっています。
但し、味的に言うと均一化された味と比べて、緑のみょうがの方が、みょうが本来の味を楽しむことが出来るので、露地栽培されているみょうがの方が、味的には良いと言う評価の方が多いです。
但し、味にバラツキ感があるので、当たり外れもその分多いのも特徴と言う事になります。
薬味として使われる事が多いですから、味が均一的の方がいいのかもしれません。
まとめ
みょうがの色が緑色について紹介してきました。
栽培方法で色見が変わるというのがみょうがの特徴と言っていいでしょう。
独特な味が好きな方には緑色のみょうがの方がいいかもしれません。
ちょっとした薬味程度に使うのであれば色が薄いものの方が味にバラツキがないので、薬味としての役割をキッチリ果たしてくれます。
この辺りは、食べる人の好みでだいぶ変わってくるようです。
check①☞野菜についた農薬をすばやく落とす!鮮度もサポートしてくる〇〇が話題!?check②☞安心で安全!オーガニック有機野菜が買える今話題の宅配野菜ランキングはこちら➹
今のあなたにおすすめの記事