日本では平安時代に薬草として渡ってきたと言われるゴボウ。
長い月日が経った現在では薬草としてでは無く食卓に並ぶご飯のオカズとして親しまれていますよね。
香りと食感が何とも言えないゴボウは食用として栽培している所は日本くらいだと言われています。
色々な料理にゴボウは使われますがゴボウの品種によっては味も変わってきますよね。
この料理には、このゴボウ…。
あの料理には、このゴボウ…。
使い分けるほど気にした事が無いと思います。
そこで、ゴボウの美味しさを充分に楽しめる様にゴボウの品種によって違う特徴や調理法など紹介したいと思います。
ゴボウの品種と特徴について
ゴボウの品種はとても多く全てを覚える事は簡単ではありません。
その中でも主なゴボウの品種と特徴を紹介したいと思います。
ゴボウの品種と特徴
一般的なゴボウには長根種と短根種があります。
全国的に多く出回っているタイプのゴボウは長根種で1mくらいの細長いゴボウで細かな品種までは書かれていませんが、スーパーなどにあるゴボウの多くは滝野川ごぼうの系統と言われています。
滝野川ごぼう
長根種の代表格とも言われるほど多く出回っているタイプです。
東京の滝野川地域で栽培されていた事から名前が付いたと言われています。
滝野川ごぼうの特徴として根が柔らかく味も良いと昔から親しまれていました。
大浦ごぼう
東京の滝野川地域で栽培されていたのが滝野川ごぼうに対して千葉県の大浦地域で栽培されているゴボウです。
その歴史は古く江戸時代より前からとも言われています。
特徴としては長さが60cmくらいで滝野川ごぼうと比べ短めの短根種です。
そして太い物だと10cmを超える物もあり太い物は空洞があり肉詰め料理にしたりする事もあります。
堀川ごぼう
堀川ごぼうは京野菜の1つで50cmくらいの長さで短根種です。
堀川ごぼうの特徴としては栽培の途中で横向きに植えかえ太いごぼうに育てます。
その実は柔らかく空洞も出来る事から肉詰めや煮物に適していると言われています。
新ごぼう
春先に出回る白い細いゴボウです。
皮が薄くて柔らかいのが特徴の新ごぼうはサラダなどに良く使われます。
主に九州地方で栽培されており柳川鍋にも使われる事が多いごぼうです。
美味しく食べる為には?
どんな野菜でも同じ事ですが旬な時に美味しく食べたいですよね?
でも、1年を通してスーパーや八百屋に並んでいるゴボウは旬の時期があるのだろうか?
1年を通して売られているゴボウですがゴボウにも旬な時期があります。
ゴボウの旬な時期は秋の終わりから冬の始め頃になります。
旬な時期の滝野川ごぼうなどは金平ゴボウにしたり大浦ごぼうは太い物だと空洞になっている事がありますので、肉詰めにしたり堀川ごぼうは煮物や肉詰めなど美味しい食べ方があります。
また堀川ごぼうは炊き込みご飯などにも良く合い、香りと食感が楽しめます。
まとめ
ゴボウはたくさんの品種があり個々に特徴もあります。
太い物から細い物、長い物や短い物と品種によって様々あります。
品種によって調理の仕方を変えてゴボウの味や食感を楽しんでみましょう。
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