寒くなるとよく見かけるレンコンですが、真っ白な野菜なのであまり栄養があるようには見えませんよね。
しかし、昔から薬膳にも使われるほど、体に良いと言われているそうなんです。
一体どんな栄養素が含まれているのでしょうか？
レンコンの成分と効能、レンコンの薬膳効果について調べてみました。
レンコンの栄養成分
皮をむくと真っ白なレンコンには、どんな栄養素が含まれているのでしょうか？
レンコンは主成分が糖質で、デンプンや粘り気のある成分が独特の食感を生み出しているそうです。
レンコンを切った後切り口が黒くなるのは、タンニンという成分の作用で食べても問題はないと言われています。
- タンニン ポリフェノールの一種で抗酸化作用があり血圧を下げる効果が期待できる
- 食物繊維 便秘を予防、改善する効果が期待できる
- カリウム 高血圧を予防する効果が期待できる
- ビタミンC 疲労回復を助け、風邪を予防する効果が期待できる
- ビタミンB12 貧血の予防し肝臓の働きを助ける効果が期待できる
以上のような成分が含まれており、効果が期待できると言われています。
他にも、亜鉛、銅、鉄分などが含まれているそうです。
レンコンの薬膳
食用とされてよく見かけるレンコンは、昔から漢方としても効能があると言われているそうです。
- 血液の流れをよくする作用
- 胃粘膜を強化する健胃作用
- 体全体の消化液、汗、尿などの液体を補充する生津作用
- 肺を潤し乾燥から守る潤肺作用
- 精気が流れ出るのを止める固精作用
以上のような効能が期待されるとされています。
ただ、体の熱を冷ましてくれる清熱作用があり、体を冷やす食材であると言われていますので、調理の際は体を温める効果のあるショウガやエビなどの食材と合わせるといいようです。
【れんこん】
薬膳としては、のどの痛みや咳、痰を和らげる効果あり！… https://t.co/axYSX8Whyz— させぼ健康クラブ (@kenzukai2011) 2017年3月4日
まとめ
いかがでしたでしょうか？
栄養が少なそうに見えるレンコンですが、いろいろな成分が含まれているんですね。
ただ、体を冷やす効果もあるそうですから、特に女性は気を付けて調理するようにしましょう。
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