ニラは春先に成長を開始し、最も葉が柔らかく風味もよい旬を迎えます。
真夏の高温時でも生育が可能な事から家庭菜園でも人気があり、初心者の入門用としてもニラはよく栽培されます。
またニラは栄養価も高く、βカロテンが豊富に含まれています。
その他にビタミンK、ビタミンB群、食物繊維、カルシウムなども含み高バランスでまとまっています。
そしてネギ類特有の成分であるアリシンもニラは多く含んでおり様々な健康効果が期待できます。
アリシンの作用にはビタミンB1の吸収率を上げる、血液サラサラ効果、インスリン分泌の促進、血栓予防、殺菌作用などが期待できるので是非とも毎日の食事に取り入れたいですね!
ニラの塩もみとは?
「塩もみ」とは塩の浸透圧の作用で食品の水分を滲み出させることです。
余分な水分が出ることで、野菜料理では味を馴染ませるポピュラーな手法です。
素材自体に軽く塩味が付き風味もよくなり、浅漬けや酢の物などでよく用いられます。
ニラの場合は餃子などのタネを作る場合、ニラ自体の余分な水分を塩もみすることによって排出させ、肉汁を吸いやすくさせます。
塩もみで水分が抜けたニラは肉汁を良く吸い込み、餃子のジューシーさが増すという仕組みです。
塩もみのやり方!
- 先ずニラを2cmくらいでざく切りにします(後で塩をまぶすときにまんべんなくかかるようにするため)
- スプーンなどで少しずつ塩を振りかけます。塩の量はニラ200gに対して小さじ1/2強(目安として4g程度)これくらいの量になると軽い塩味が付きます。好みに合わせて調節しましょう!
- 素手で軽く混ぜ合わせ、全体に良く行き渡るように揉みます。
- しばらく放置します。約10分くらいで水分が出てきます。
- 最後に手でニラを絞って水気を切ります。素材や取り扱う量によっては『ギュッ』と力を入れないと水分が抜けきらないので注意が必要です。
まとめ
塩もみとは塩の浸透圧を利用した、素材に味を馴染ませる下ごしらえの方法です!
ニラの場合は水分を塩もみで抜くことにより、味が染み込んで美味しく頂くことが出来ます。
やり方も塩があれば誰でもできるのでとても簡単です!
特に餃子や和え物の具にニラを使用するときは、美味しくするためのひと手間として是非ともやっておきたいテクニックですね!
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