玉ねぎはそのままだと辛味が強く、そのうまみである甘みやシャキシャキ感を十分に楽しめません。
下ごしらえの方法は作る料理の種類によっても異なりますが、今回は茹で時間の目安について中心に紹介していきたいと思います。
玉ねぎの特徴について
玉ねぎの栄養素は茶色い皮の近くの部分に多く含まれていますので、あまり神経質になって皮をとってしまうとせっかくの高い養分を捨ててしまうことになるので気をつけましょう。
玉ねぎを切ると涙が出るのが辛み成分の硫化アリルと言われる成分が原因となっているそうです。
この硫化アリルは水に溶けたり、蒸発したりして気化するので、目など水分が多いところで溶けてしまうということになります。
この成分は玉ねぎの甘みになったり体を健康にする成分となるそうなので、上手に利用していきたいですね。
ビタミン類、ミネラル類もたくさん含んでいて煮込むと柔らかくなることから離乳食にも向いていると言えるでしょう。
玉ねぎの下ごしらえについて
玉ねぎは硫化アリルの成分のおかげで一緒に煮込んだ肉や野菜の臭みを消して、クセの少ない料理にすることができるといわれています。
茹で時間は様々ですが、薄く細かく切ることで短くできます。
繊維に対して沿って切ると歯ごたえを残したままになりますので、茹でたり煮込んだりする料理には不向きです。
茹でたり煮込んだりする際は繊維を断ち切るように横にして切っていきましょう。
感覚にもよりますが長い時間加熱すると甘くなり、さっと加熱すると硫酸アリルの分解がそれほど進まないので辛味が残ります。
保存期間について
煮込んだり細かくしたものでも保存できるものがあります。
ホワイトソースなどに使うためにピューレにしたものはチャック付きの袋などに入れ冷凍しておけば大丈夫だそうです。
この状態ならば調理の手間も省けて作り置きもできるのでお勧めです。
まとめ
玉ねぎは最近は情報量が多くなってきて様々なレシピを見ることができるようになってきました。
また葉玉ねぎの登場により、調理の幅が一気に増えてきたのも事実です。
これから先もっとおいしく気軽に玉ねぎの料理を楽しめると思うと楽しみですね。
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