ネギは様々な料理に使われることが多く、日本人にとってもなじみ深い野菜の一つですが、長ネギをはじめ、玉ねぎなどのネギ類を包丁などで切る際に目にしみて涙がとまらなくなってしまったという方もいるのではないでしょうか。
今回は長ネギをはじめネギ類を切った際になぜ目にしみるのかと、その対策についてです。
なぜ長ネギが目にしみるの？
長ネギをはじめネギ類を料理に利用する際、包丁などで切ると目にしみて涙がでることがあると思いますが、そもそも原因はなんなのでしょうか。
対策はあるのでしょうか。
原因
長ネギや玉ねぎを切った際に目にしみて涙が出る原因はネギ類に含まれる硫化アリルという物質が原因と言われています。
この硫化アリルという物質は、ねぎ、玉ねぎ、ニラ、にんにくなどユリ科の植物に含まれていると言われていて、独特のにおいや、辛みの素となる物質とも言われています。
硫化アリルという物質は催涙性の物質と言われているので、催涙スプレーのように、目に入ると涙線を刺激するため、目がしみたり、涙が止まらなくなったりすると言われています。
対策
目がしみたり、涙が止まらなくなったりする原因が硫化アリルという物質が原因と言われていることがわかりましたが、対策もいくつかあると言われています。
まず1つ目としては、切る数時間前に冷やすことだと言われています。
硫化アリルという物質は、温度が高いほど蒸発しやすいと言われているので、冷やすことで包丁などで切った際の硫化アリルの蒸発を防ぐことが出来ると言われています。
他にも、
- 繊維にそって切る
- 水にさらしておく
- 水でぬらした包丁で切る
- 扇風機や換気扇を回す
- ろうそくを使う
- 鼻や目をガードする
などさまざまな方法があると言われているので、やりやすい方法を試してみるのもいいのではないでしょうか。
まとめ
以上、長ネギをはじめネギ類を切った際になぜ目にしみるのか、また、その対策について紹介しました。
目がしみたり、涙が止まらなくなったりするのが、ネギ類をはじめとしたユリ科の植物に含まれる硫化アリルという物質が原因ということがわかっていただけたのではないでしょうか。
対策としても冷やすことをはじめ様々な方法がることもお分かり頂けたかと思います。
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