お寿司を食べる際などわさびとなじみの深い日本人ですが、わさびを食べると涙が出てなんで涙が出るんだろうと思ったことがある方は多いのではないでしょうか。
今回はわさびを食べるとなぜ涙が出るのかについて紹介します。
わさびとは？涙が出る理由は？
日本人にとって非常になじみが深いわさびですが、わさびは食べると涙が出ますよね？
なぜわさびを食べると涙が出るのでしょうか。
わさびとは
まずは、わさびについて紹介します。
わさびはアブラナ科、ワサビ属で日本原産の多年草植物と言われています。
栽培方法としては、山間地の湧き水や清流の流れる渓流などで栽培される沢わさびと言われるものと、植物分類上は同じと言われているのですが、湿気の多い涼しい土地の畑で栽培される畑わさびと言われるものがあります。
沢わさびの栽培には水温が8～18℃で生育すると言われ、最適温度は12℃～13℃と言われ、真夏の時期でも16℃以下であることが望ましいと言われ、また澄んだ豊富な水量が必要とすることから、日本でも限られた場所でしか栽培できない植物だと言われています。
涙が出る理由は辛み成分が理由！？
わさびを食べると涙が出る理由は、わさびに含まれる成分が空気に触れ、そのことによって出来る辛み成分が、わさびを食べる際に、鼻に抜け刺激することが原因と言われています。
この成分は時間が経つと揮発してしまうと言われていて、時間がたったワサビは辛くないといわれ、また、辛くないワサビをおいしいと感じる人は少ないと言われています。
つまりわさびは辛みありきの香辛料として知られています。
また、コショウの場合、異物が身体に流入するのを防ぐ身体の防御作用が働き、結果としてクシャミが出ると言われています。
白コショウのように細かく砕かれて使うコショウの場合は、空気中に飛散しやすいといわれ、暖かい食べ物だと湯気が上昇気流になってしまい、吸い込みやすくなってしまい、防御作用であるクシャミは、鼻の異物を脳が検知しなくなるまで何度も続くと言われています。
まとめ
以上、わさびを食べると涙が出る理由について紹介しました。
わさびに含まれる成分が空気に触れ、そのことによって出来る辛み成分が、わさびを食べる際に、鼻に抜け刺激することが原因と言われていることがわかっていただけたのではないでしょうか。
ですがそれがわさびらしさですので、それがなかったらわさびとはいえないのかも知れませんね。
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