野菜には、体を温めるもの、体を冷やすもの、温めも冷やしもしないものがあると言われています。

冷やすことで有名なものではスイカがありますが、他にレンコン、きゅうり、ごぼうなどがあります。

体を冷やすものの利点には、解毒作用や炎症を抑える作用、余分な熱を冷ますなどがあります。

反対に注意する点は、多食によって冷えることにより、体の水分の代謝や血行が悪くなったりすることなどです。

血液がサラサラになると言われている玉ねぎは、温性の野菜と言われています。

玉ねぎの温性は、体にどんな作用があるのでしょうか。

玉ねぎ 体 温まる

なぜ玉ねぎで体が温められるの?

玉ねぎと言えば、調理の時に切ったり、生の玉ねぎをかじった時にツンとくる刺激臭があります。

この刺激臭の成分は、玉ねぎを切ったり口の中で噛み切った時に生成されるものです。

辛みのある野菜は虫に食われにくいと言われていて、この仕組みは玉ねぎが虫から身を守るものだと言われています。

(それでもむしろネギ類を好んで食す虫もいます)

辛み成分は、交感神経を刺激して体温を上昇させます。

体温の上昇は免疫力を高めるるマクロファージを活発にさせます。

そのため風邪などの予防に良いと言われているそうです。

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玉ねぎを使った民間療法とは?

玉ねぎを切った断面から発せられる成分には、寝つきを良くする働きもあると言われており、西洋の民間療法には、寝る時に玉ねぎのスライスを枕元に置くというものがあるそうです。

臭いが、きつくなる程の量を置くのは逆効果になりますが、ほんのり香る程度にしておくと、入眠を助けるほか、風邪の初期症状で喉が痛い時に鎮めてくれる働きも期待できると言われています。

中国の薬膳でも玉ねぎは体を温め、気や血の巡りを良くするとされています。

まとめ

上記の成分は、玉ねぎに含まれるイソアリインという成分から生成されるアリシンというもので、生食、または生のオニオンスライスなどから効果が期待できるものです。

イソアリインは切った後に、しばらく放置するとトリスルフィドという成分を生成します。

この成分は熱に強く、放置されて生成された後に加熱をすると、さらに増加します。

トリスルフィドは、玉ねぎは血液がサラサラになると言われる働きをするものです。

アリシンとは違う形になりますが、スライスして一時間ほどした玉ねぎを入れた温かいスープやシチューは、体があったまって血液サラサラの効果も期待できるようです。

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