風邪の初期症状の代表のひとつに、「喉の痛み」があります。
発熱するほどの酷い風邪ではなくても、あの喉の痛みは辛いですよね。
また喉が痛いと食事も辛いですが、唾を飲み込むのも辛く、寝る時も痛みでなかなか寝付けない時があります。
風邪には長ネギというのは有名ですが、玉ねぎも効果が期待できると言われています。
喉の痛みを和らげるには、玉ねぎが有効?その方法について。
切った玉ねぎから出る匂いが作用する!?
喉が痛い時に玉ねぎを用いる方法とは、「寝る時に枕元にスライスした生の玉ねぎを置く」ですが、重要なのは、切った玉ねぎから出る匂いを嗅ぐということです。
玉ねぎは、生でもそのままの状態でしたら、たいして匂いはしません。
しかし包丁を入れると玉ねぎ独特の匂いがします。
日本の、おばあちゃんの知恵袋の「風邪にはネギ」のように、西洋にも民間療法で「寝付きが悪い時には、玉ねぎの匂いを嗅ぐ」というものがあるそうです。
匂いが強すぎると逆効果になりますが、ほんのり香る程度のものだと眠りを誘う効果が期待できるそうです。
流化アリルとは?
流化アリルは、玉ねぎの細胞が傷つけられることで発生します。
そのため、包丁で切ったり、生のまま口の中で噛み切ると発生します。
この仕組みは、玉ねぎが虫に食べられることから身を守るためのものではないかと言われています。
流化アリルには殺菌作用と炎症を鎮める作用あると言われています。
水溶性で揮発性があるため、切ってそのまま空気にさらしていると減少していきます。
流化アリルは玉ねぎの辛み成分でもあります。
生のオニオンスライスを食べる前に水にさらすと、辛みと匂いが消えるのは、この性質のためです。
まとめ
涙が出る原因は流化アリルだと言われるようですが、カレーで有名なハウス食品の研究者さんが玉ねぎの催涙成分合成酵素というものを発見しています。
この成分も包丁で切られることで発生します。
玉ねぎは調理の前に冷やしておいてから切ると、涙が出ないようになりますよ。
人は硫化アリルの消化酵素を持っているので大丈夫ですが、犬や猫などはその消化酵素を持っていないため危険です。
ワンちゃん猫ちゃんを飼っているご家庭では注意が必要です。
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