ニラは独特な臭いと風味が魅力のスタミナ野菜です。
ニラレバ炒め、ニラの卵とじ、餃子のたねに…。
ニラは食べると主成分であるアリシンの効果で疲労回復が期待できます!
アリシンはビタミンB1と結合することによって糖質をエネルギーに変えるアリアチミンに変化します。
また、アリシンには強い殺菌効果があり風邪予防や体質改善効果が期待でき、まさに疲れている現代人の味方と言ってよいでしょう!
そんなニラですが見た目は特徴もなく、素人目にはただの雑草にしか見えません。
逆に色々な野菜や植物と間違えやすいのも事実です。
危険な類似植物も含めて調べてみました。
ニラに似ている野菜
ニラに似ている野菜は初期の段階では、葉ネギ等のネギ類、ゆり菜とよく似ており間違えやすいのですが、ニラは硫化アリル独特の臭いを発するので、香りを嗅ぐことによって判別することが出来るでしょう。
また、ネギ類は成長に従い葉の形が変化していくので目視でも見分けることが容易になります。
似ている植物?スイセンの怖さ
ニラの旬である春から時を同じくして自生する植物がありますが、ニラの類似植物として毎年ニュースを騒がせるのが『水仙(スイセン)』 です。
ニラは家庭菜園ではポピュラーで、自宅で露地栽培をおこなう方も多いのが現状です。
しかし鑑賞用スイセンが近くにあることをを忘れてか、ニラと間違えて食べてしまい食中毒で緊急搬送という事態が毎年のように発生してしまいます。
残念ながらニラとスイセンを見分ける方法は難しく、見た目で見分けることは有識者でも容易ではありません。
スイセンの毒性は非常に高く、なんと10gで生命に関わる重篤な症状(吐き気や下痢、発汗、頭痛)に陥るそうです。
毒の成分はリコリン、シュウ酸カルシウムなどが含まれており、少しでも口にするのは厳禁です!
一人暮らしの皆さん、野菜が高いからって道端に生えてる草で代用しないほうがいいですよ!
ニラと似てるからってスイセン食べると下手したら死にます🙄 pic.twitter.com/x9G9TtQSGI— えむきよ (@mki_ikm0221) 2018年1月11日
まとめ
ニラは見た目に特徴が無い分色々な野菜と間違えやすい野菜です。
特に注意しなければいけないのがスイセンと間違えて食べてしまい食中毒になることです。
スイセンの毒素はおよそ10g程度と少量でも危険なので十分注意することが望ましいです。
自宅でニラを栽培する場合はスイセンが近くに自生していないか?
観賞用にスイセンを栽培している場合は、ニラと確実に場所を離すことをお勧めします!
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