小松菜や野菜に使用する農薬！農薬は登録されているものを！

小松菜につく虫や病気。

防いだりやっつけたりするときに使う農薬。

どんな農薬でもいいのではないか、と思った人もあるかと思いますがそれはＮＧです。

農薬には登録が必要です。

1 農薬は劇薬？
2 まとめ

農薬は劇薬？

登録というとお役所の仕事ですが、農薬ってもしかしたら劇薬？と身構えた人もあるかと思います。

登録という言葉を聞いて、少しばかり緊張したのは私も同じです。

果たして、農薬は劇薬なのでしょうか。

劇薬とまではいかなくても体に影響のある成分を使っているのはよく聞きます。

残留農薬とか、除草剤など危険性が話題になることがあるからです。

では登録とはいったいどんなことを差すのでしょうか。

登録の内容

登録の内容ですが、販売する人が農薬の効果や安全性、毒性や残留性などを試験して結果を提出し、審査を受けて承認される必要があります。

販売する人だけか～と安心するのは早い。

登録を受けていない薬品や農薬を間違っても使用してはいけないのです。

家庭菜園ならホームセンターなどで農薬を購入しますから、まずは安心です。

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はたして登録は農薬だけ？

農薬は作物に直接作用させるものです。

だから登録も管理も必要です。

農薬以外というと、除草剤があります。

厄介な雑草をひとふりでやっつけてくれるたのもしい薬品ですね。

この除草剤にも登録があります。

作物に直接振りかけるわけではないのですが、農作物が育成している場所では登録のない除草剤は使えません。

作物のない道路や空き地などには登録外の除草剤を使っても差し支えありません。

ではこんな場合はどうでしょう。

空き地でここはいずれ駐車場や家を建てるつもりで登録外の除草剤を使っていたが、もったいないので野菜を作ってみた・・・・という時です。

常識で考えれば、そんな野菜食べたくないよね、となりますね。

作物に直接使わないものであっても、規制があります。

作物の種類によって使えない農薬

作物の種類、例えば大根ですが大根は根を食べます。

葉っぱは大概の場合捨ててしまいます。

この場合、虫は葉っぱに付きます。

登録されている農薬でも、大根の葉っぱは食べるもの、とは限られていません。

食品外のものに対しては使ってもいい農薬もあるのです。

食べる葉っぱ、小松菜やキャベツ、レタスやほうれん草などはきちんと食品としての農作物用の農薬を使います。

大根の葉や、ゴボウの葉人参の葉などは食べると決まっていれば食品用の農薬を使いますが、捨ててしまうと決まっていれば、食品外用の農薬を使っても差し支えないのです。

大根の葉っぱは漬物にすればおいしいので葉っぱ付きの大根があればいいのにな、といつも思っていましたが、こんな理由もあったのですね。

葉を食害されると根っこである大根もうまく育ちません。

食品用に使ってはいけない農薬でしっかり駆除して大根を育てることもあり、なのです。

まとめ

調べているうちにこんな言葉を見つけました。

『全てのものは毒であり、毒でないものなど存在しない。その服用量こそが毒であるか、そうでないかを決めるのだ』

出典：(wikipedia) https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%A9%E3%82%B1%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%82%B9#.E6.A0.BC.E8.A8.80

あれが毒、これも毒、と心配は尽きないけど、この言葉でほっとする人も多いかもしれません。

かくいう私も量を守ることの大切さを、この言葉で思い知らされた一人です。

農薬に限らず、ちょっと風邪気味のとき服用する市販薬であってもしっかり説明書を読む、という習慣は大切ですね。