なすはインド東部の原産だと言われ、一説では紀元前から栽培が行われてきたと言われています。
5世紀ごろには中国を中心とするアジアの広い範囲で栽培が行われていたとされており、中国の古い書物にもなすの栽培方法や調理方法などが記載されているようです。
日本には1000年以上前に中国から伝わったとされ、平安時代の書物にもなすの栽培が行われていたことを示す記述が幾つも残っているようです。
当初は位が高い人への贈り物として栽培されていたようですが、室町時代から江戸時代にかけて、日本全土に広く伝わり、江戸時代後期には庶民の野菜と言われ、初夢の縁起物に数えられるくらい、親しまれていたようです。
なすは南方の暖かい地域では長形、北方の寒い地域では短形の種類が栽培されていたようです。
寒い地域では、保存食に利用されていたと言われており、冷蔵庫のない時代などでは、浅漬けが好んで食べられていたようです。
そんな、昔から親しまれてきたなすの浅漬け(塩もみ調理)について調べてみました。
なすの浅漬けの調理方法はとても簡単?!
大雑把に言えば、一口サイズにカットしたなすに、適量の塩を手で揉みこむだけの調理なので、どなたでも簡単にできる調理方法だと言えるでしょう。
材料はなす1本(およそ150グラム)、塩は小さじ半分を用意しましょう。
- 5cm程度の短冊切り、食べやすくするには1ミリ程度の幅でいちょう切りにして、ボウルなどに入れて、塩をまぶして手で少し強めに揉み込みすると良いと言われています。
- 強さは体重をかけるぐらいでちょうど良いとされています。
- カットしたなすは水にさらさず、切ってからすぐに塩もみをすることで、美味しい浅漬けになると言われています。
- 塩もみをしていると、硬いなすが、しんなり柔らかくなるので、最後に手で水気を搾り出して完成です。
薬味を加えるとさらに美味しくなる?
なすの塩もみは、食べる直前に少量のしょうゆをかけて食べると良いでしょう。
ごま油やレモン汁などを加えると、なすの味わいが深くなると言われているのでオススメです。
さらに薬味を用意すると、味わいも栄養吸収の助けにもなるようです。
おすすめの薬味は白ゴマや鰹節、みょうがなどとされています。
まとめ
なすはカロリーも低く、栄養素も幅広く含まれているので、ダイエットなどにオススメの食材だと言えるでしょう。
ダイエット中に、もう少し食べたいと感じたときに、さっと塩もみしてなすを食べれば、ダイエット成功の助けになるでしょう。
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