生姜にはいろいろな品種のものがあります。
どのような品種のものがあるのでしょうか。
その特徴についてまとめてみました。
大生姜
甘酢ガリ、紅ショウガの原料として大粒の生姜があり、これを大生姜と言われています。
タイ、中国（南部・山東省）、九州、四国、和歌山、関東北部にて生産されています。
収穫時期や保存期間により、「新生姜」「根生姜（ヒネ生姜）」に区別され、代表的なものに「八郎」「お多福」「大身（印度）」等があります。
収穫までに、最高温度20℃以上の日が約100日必要とされています。
良い土を使えば、家庭菜園で無農薬栽培も可能です。
プランター栽培の場合は、20L以上のプランターに1株が目安です。
大生姜の特徴
白い肉質と、繊維質が少ないことが特徴です。
スーパーでは「新生姜」として売られています。
中生姜
「新しょうが」の商品名で有名です。
「小生姜」よりも太目で、「房州」「らくだ」等が代表的です。
「房州」と「らくだ」では、「房州」は黒土など水はけの悪い土では育たず、「らくだ」の方が育てやすいようです。
生姜に限らず、根の呼吸が止まると「根ぐされ」を起こします。
水田跡地や黒土等の水はけが悪い環境は、生姜栽培には不向きです。
弊社独自の技術により品種改良を行った品種で、在来種よりも香り・辛み共に強くなっています。
小生姜
生で味噌をつけて食べる他にも、魚料理のつけ合わせに利用されるのが小生姜の特徴です。
焼き魚に付いてくる、細長く加工された生姜は「はじかみ」と呼ばれているものも小生姜の仲間です。
赤い色が特徴の「金時」も「小生姜」の一種です。
まとめ
生姜には「大生姜」「中生姜」「小生姜」の3つに大きく分類されています。
生姜にもいろいろな種類のものがあり、用途や調理方法によって使う生姜が変わります。
生姜によって、辛みや味わいも若干変化があるようです。
スーパーに売られている一般的な生姜は「大生姜」が使われており、「新生姜」としても言われています。
料理によって、生姜を使い分けると良いですね。
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