セロリというと、あの独特な香りが特徴的ですよね。
セロリが嫌いな方は、子供も多いですが、大人の方でも好き嫌いがはっきりと分かれる野菜ですよね。
セロリが嫌いな理由は何なのでしょうか？
ここではセロリが嫌いな理由や克服する方法についてご紹介します。
セロリが嫌いな理由は？
セロリが嫌いな理由として一番多いのは、やはりあの独特の臭いのようですね。
このセロリの臭いは、フタライド類という香りだそうです。
このフタライド類の香りで好き嫌いが真っ二つに分かれるそうです。
人が食べ物の好き嫌いを判断しているのは、偏桃体と呼ばれる部位で行っているそうです。
さらに、偏桃体で別れた好き嫌いの強度を毛様体で決めるそうです。
この好き嫌いの強度は、感情が揺さぶられると強く反応するそうで、セロリのような独特な香りのある食べ物は、大嫌いか大好きと極端に分かれてしまうようですよ。
セロリの苦みも嫌いな理由に
セロリは特徴的な香りだけでなく、食べた時に苦みもありますよね。
特に小さな子供は苦いものが嫌いです。
これは本能的なもので、食べ物の苦みは毒があることを知らせるサインになるため、子供は苦いものが嫌いになるそうです。
セロリを克服する方法は？
セロリ嫌いを克服する方法として、イメージの大転換がポイントになるようです。
意外性があるほど記憶によく刷り込まれるので、意外性のある食べ方をするとイメージが大転換し、セロリ嫌いを克服できるかもしれません。
また、セロリの香りがどうしてもだめだ、という方は、火を通すことで香りが薄くなるので、炒め物やスープにするといいようです。
いくつかセロリ克服レシピをご紹介します。
セロリとポテトチップスのサラダ
ポテトチップスのパリパリ食感が意外性の大きいレシピで、イメージの大転換を起こす可能性のあるレシピです。
材料はセロリ４０ｇ、ポテトチップスうす塩味２/３袋、マヨネーズ大さじ４だけです。
作り方は、セロリをカットし、これをマヨネーズで和えます。
最後に細かくしたポテトチップスを混ぜれば完成です。
パリパリ食感が重要なので、ポテトチップスは食べる直前に混ぜるようにしましょう。
セロリ入りのカレー
いつも作るカレーに細かく切ったセロリを加えるだけです。
加熱するので独特の香りも弱まり、さらにカレーの香りが加わるので、セロリが嫌いな方も気にならずに食べられると思います。
セロリのナムル
セロリを茹でることで独特な香りを弱め、ごま油の風味で食べやすくするレシピです。
作り方はセロリのすじを取り、スライスします。
塩を一つまみ入れたお湯で茹でます。
このとき、よく茹でた方が香りが弱くなりますが、シャキシャキ感が無くなってしまうので、お好みで加減してください。
茹でたセロリにごま油と塩を適量かけ、混ぜたら完成です。
まとめ
セロリは大人でも嫌いな方が多い野菜ですよね。
嫌いな理由の多くはあの独特な香りのようです。
克服したい場合は、セロリに火を通すと香りが弱くなるので、スープにしたり炒め物やカレーにするなど、火を通すものを作ってみるといいかもしれませんね。
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