独特の歯ごたえと食感で、おなか一杯食べた気になるごぼうですが、あの硬さの理由や含まれている栄養素など、気になることがいっぱいあります。
この記事ではごぼうに含まれると言われる栄養素、特に食物繊維についてご案内いたします。
ごぼうの食物繊維
ごぼうの硬い実には、食物繊維がたっぷり含まれていると言われています。
野菜の中でもトップを争う含有量であると言われており、整腸作用に期待できます。
食物繊維の含有率が高い野菜はほかにもありますが、ごぼうは、食物繊維の「摂取」についてはかなり効率的であると言われています。
食物繊維には、水溶性食物繊維（水に溶ける）と、不溶性食物繊維（不溶性食物繊維）の二種類があり、この２種類はバランスよく摂取する必要があると言われているのですが、多くの野菜に含まれている食物繊維が、不溶性の食物繊維であるらしいのです。
しかし、ごぼうには、不溶性の食物繊維もたくさん含まれているため、体内で水に溶けて、効率よく摂取できると言われているのです。
食物繊維含有量だけでもトップクラスといわれるごぼうが、食物繊維摂取の効率も良いとなると、かなり嬉しいですよね。
ごぼうの食物繊維のバランス
食物繊維には腸内環境を整えてくれる効果があると言われていて、不溶性食物繊維は腸でふくらんで便の体積を増加させて、排泄を促してくれます。
水溶性食物繊維には、食欲をおさえ、血糖値の上昇をおさえる効果があると期待できます。
ごぼうに含まれる食物繊維は、100グラム当たり６～７グラムといわれており、水溶性：不溶性が、２：３ほどと言われているため、100グラムあたりの水溶性の食物繊維量は、およそ２～３グラム、不溶性はおよそ４～５グラムであると言えるでしょう。
まとめ
今回はごぼうの食物繊維についてご案内いたしました。
水溶性と不溶性の食物繊維は、どちらかに偏って摂取するのではなく、バランスよく摂取することでより健康を促進できると言われているので、どちらも多く含んでいると言われるごぼうは、食物繊維摂取においてかなり期待ができる野菜であると言えるでしょう。
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