当たり前のように、食卓に登場しているもやし。
もやしを使った料理はレパートリーも多く、価格も安いため家計に優しい食材としても人気ですよね。
そんな、もやしですが、いつ頃から食べられるようになったのでしょう?
今回は、日本でのもやしの歴史について調べてみました。
もやしは食材より薬としての扱いだった?!
もやしの歴史は、古くは平安時代に遡ります。
日本最古の薬物辞典である本草和名や、江戸時代の和漢三才図会では、もやしは食材というよりも薬としての効果について書かれています。
漢方の考えでは、もやしには解熱や解毒作用や利尿作用があるといわれているため、高熱やおしっこの出が悪いときなどに、処方されたりしていたようです。
食材として食べられるようになったのは?
江戸時代より前は、食材としてより薬として食されていたもやしですが、現在のように食材として食べられるようになったのはいつ頃なのでしょう。
もやしはもともと、中央アジアで栽培されていましたが、中国に伝わったあと日本に入ってきたようです。
平安時代には、すでにもやしは日本で定着していたのは確かでしょう。
食材としてのもやしは、もっと近代に入ってからの明治40年代ころ、東京、横浜、神戸などの港がある都市でもやしが作られるようになったようです。
戦争ともやしは深い関係?
もやしには、戦争との深い関係があるといわれています。
日露戦争の時代の食料不足をもやしの栽培をおこい食料難を回避したため、勝利をおさめることができたという話しや、もやしに含まれるビタミンのおかげで日本軍は壊血病にならなくてすんだ。などの話しもあるほど、もやしの栄養価は昔から評価されていました。
さらに、時代が進み第二次世界大戦中、太陽の光がなくても育つもやしは、潜水艦でも栽培されていたとも言われおり、もやしと戦争は深く結びついているようです。
まとめ
もやしは、平安時代にはすでに中央アジアから中国を経由して日本に入っていたといわれています。
平安時代や江戸時代の薬物辞典ではもやしは解毒解熱、利尿作用がある薬として処方されていました。
食材としては明治以後広まりました。
また、戦争中の重要なビタミン源として重宝されていたようです。
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