玉ねぎと言えば、一般的に褐色の皮のものですね。
一年中売られていて、色々な料理に使える玉ねぎは、原産は中央アジアのようですが、日本では明治時代から栽培され始めたそうです。
今では、日本人にも、とてもなじみの深い野菜です。
一般的な玉ねぎの他に、春に多く出回る新玉ねぎ、飲食店さんなどでよく見かける紫玉ねぎ(赤玉ねぎ)なども、なじみの深い玉ねぎになると思います。
そこでもうひとつ、玉ねぎに似ている野菜だけど、知名度はいまひとつの野菜「エシャロット」について。
玉ねぎに似ている野菜のエシャロットって?
玉ねぎの仲間で、原産は不明なようですがヨーロッパで古くから栽培されており、フランス、イタリア、イランや南アジアでよく食べられる野菜です。
日本でも明治以降に試験栽培されましたが、高温多湿の日本の気候に合わなかったのか、成功しなかったそうです。
現在日本でも極僅かに栽培されているようですが、日本のお店で売られているのは、ほぼ輸入だそうです。
見た目は、とっても玉ねぎに似ていますが、まん丸い玉ねぎより、ちょっと細見の小玉ねぎという感じです。
味は、玉ねぎほど甘くなく、ニンニクほど臭いは強くないです。
香味野菜として使われるようです。
紛らわしいエシャロット?
エシャロットと紛らわしいエシャレットという野菜もあります。
日本で、ラッキョウを生で食べられるように、茎の部分に光が当たらないように土で覆って(栽培軟白栽培)栽培されて、若いうちに収穫される葉付きの根ラッキョウです。
商品名を命名した人が根ラッキョウでは売れないと思って、当時(1955年頃)日本では流通も栽培もされていなかったエシャロットの名を根ラッキョウに命名したようです。
ところが2000年を過ぎた頃から本家のエシャロットが日本でも流通するようになって、「紛らわしい!」となって、根ラッキョウの方は、「エシャレット」、玉ねぎのエシャロットの方は、「ベルギーエシャロット」と呼ばれるようになったそうです。
何故、ベルギーと付けられたのか?謎です・・・。
まとめ
野菜ではありませんが、スイセン(水仙)の葉をニラと間違えて食べて食中毒になったというニュースを耳にしませんか?
スイセンは根の部分は、玉ねぎに似ています。
スイセンは全草に毒がありますから注意です。
ちなみに、スイセンとニラは似ていますが、スイセンの葉からはニラの臭いがしませんよ。
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