我が家では玉ねぎは、日々のお味噌汁の具にすることが多く、カレーや野菜炒め、サラダなどなど様々な料理に使えますし、安売りしているものを、どどんと買っても日持ちするので、常に家にある野菜です。
そんな玉ねぎが、近年の2016年のことですが、ベと病をいう玉ねぎの病気で記録的な不作になったことがありました。
玉ねぎは比較的栽培のしやすい野菜と言われ、家庭菜園でも人気です。
害虫や病気は、どんなものがあるのでしょうか。
玉ねぎの害虫
ネギアザミウマ
幼虫も成虫も玉ねぎを食害します。
幼虫は、1ミリ以下の細長いウジ虫の様な黄色い虫で、成虫は、1ミリほどの細長い褐色の虫です。
どちらも、玉ねぎの葉の汁を吸います。
汁を吸われた葉は、かすり状(葉の表面のところどころに緑が退色した細かい斑点が出る)の傷が出来て、酷い時は枯れてしまうこともあります。
ネギハモグリバエ
成虫は、体長2ミリほどの、とても小さなハエですが、玉ねぎを食害するのは、幼虫です。
成虫は玉ねぎの葉に卵を産み付けていき、幼虫は玉ねぎの葉の内部に入り込みます。
食害を受けた葉にはウネウネと毛細血管の様な白い筋ができます。
葉を裂いてみると4ミリほどの幼虫が潜んでいます。
ネギコガ
黄緑色の蛾(が)の幼虫です。
葉の内部に住み着いて食害していき、サナギになる時期に葉に穴を出てきます。
ヨトウムシ
一度に産み付けられる卵の数が、数十から数百なため、早期に発見と対策ができないと大発生してしまう虫です。
昼は土の中に潜み、夜に活動する虫で葉を穴だらけにされます。
タネバエ
幼虫が茎に潜り込んで中から食害するため、茎の内部が空洞にされ、被害にあった玉ねぎの株は枯れてしまいます。
玉ねぎに多い病気
べと病
カビが原因の病気です。
葉に楕円形の黄褐色の模様が出来て葉は湾曲してカビていき、酷くなると枯れてしまいます。
雨が多いと発生しやすい病気です。
軟腐病(なんぷびょう)
細菌が原因の病気で、葉の根元から茶色に変色して腐ったように柔らかくなってしまいます。
葉は倒れ、球根にも症状が及んで悪臭を放つようになります。
まとめ
辛みのある植物は、虫に食われにくいようで、玉ねぎも虫につかれにくいと言われています。
しかし、玉ねぎは高温、多湿には弱く、病気になりやすいです。
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