佃煮は小魚や魚介類を、醤油やみりん、砂糖で甘辛く煮詰めたものです。
江戸佃島の漁民が、売り物にならない小魚や魚介類に濃い味をつけて、日持ちがするように作ったのが始まりです。
台風などの不漁のときには、これを食べてしのいだといいます。
やがて美味しいと評判が広がり、佃煮屋の看板を掲げる専門店ができました。
佃煮は素材によって微妙な味の加減があり、ほんの少しの甘みや辛みの違いで、贔屓のお店があったりします。
冷凍のふきを使った絶品煮物
ふきと鶏肉の煮物
- 鶏もも肉100グラムを細切れにします。
- フライパンにごま油をひき、鶏肉と冷凍ふきを炒めます。
- 砂糖小さじ半分、醤油小さじ1、みりん小さじ半分を加えて鶏肉に火が通れば完成です。
お好みで七味トウガラシをかけます。
ふきとちりめんじゃこの佃煮
ちりめんじゃこを軽く油で炒めたら、冷凍ふきを入れて更に軽く炒めます。
ふき一把分に対して、水をかぶる位いれて、砂糖、酒、醤油をお好みの量で。ちなみに砂糖大さじ2、醤油大さじ1、酒大さじ1、ダシ小さじ1程。
水気がなくなるまで煮ます。
ふきは繊維だけになることもありますが、風味は楽しめます。
暖かいご飯にのせて、わさびと山椒を二、三粒、お湯を注いで、ふきとじゃこのお茶漬けが美味しいです。
まとめ
山菜の冷凍は、一塩で茹でるか、茹でた後で水に晒すか、灰汁で茹でこぼす、米のとぎ汁、米ぬかなど、それぞれに合ったたアク抜きの方法で、下調理をしてから小袋に詰めて冷凍します。
冷凍してもせいぜい二、三か月で食べるようにしましょう。
もともと繊維質が豊富なので、水分が抜けると、解凍したときに繊維ばかりになります。
解凍しないで、直接調理しますので、使いやすいサイズに切って冷凍しておきます。
また少量の保存は小瓶に塩漬けして冷蔵庫で保存しておくと、使いやすいです。
山菜には毒性の強いものもあります。
知らない山菜を調理するときにはきちんと調べてからにしましょう。
ふきの場合は食べるのは地上に出ている部分だけです。
地下茎は有毒ですから注意が必要です。
根元の赤くなっているところはやや硬いものの食べられます。
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