記憶を思い起こせば、ケールを原料とした青汁の始まりは｢不味いが当たり前｣だった気がします。
青汁は、ケールを乾燥させ、粉砕し、粉末にしているそうですが、栄養価が大変高いので、｢味より健康｣と考える人達に人気があった様です。
ですが、最近では、青汁の栄養価はそのままで、口当たり良くするために、別の食材を混ぜて出回ったり、一般の人達が独自に青汁を作ったりする様になりました。
これから、｢ケールで青汁などを作る｣ことについて調べます。
目次
ケールから青汁を作る
すでに｢ケールの青汁＝ケールを原料とした青汁｣として出回っているものは別として、生のケールを手に入れて、独自で青汁を作る一番簡単な方法は、すでに、ある程度ザク切りになった冷凍ケールを使うことの様です。
目安として100mlの水と冷凍のままのケール適量をミキサーにかけることで、ケールの青汁スムージーが出来上がります。
ただし、これだけでは、ケールの強いクセは残ったままですから、多くの人にとっては美味しく飲めないということです。
スムージーとジュースの違い
- ジュースは、生の食材をそのままミキサーにかけてできたモノ
- スムージーは、食材を凍らせてからミキサーにかけて、食感がシャーベットになるモノ
ケールをもとにジュースを作る
ケールだけで青汁を作るのは､｢とても飲めないだろう｣と考える人は、ケールと一緒に別の食材をミキサーにかけることで、美味しいジュースが作れるということです。
また、生のケールでなくても、ケールの粉末があれば、さらに作りやすくなるでしょう。
- ケール＋りんご＋バナナ＋牛乳
- ケール＋バナナ＋牛乳(豆乳)＋蜂蜜
- ケール＋イチゴ＋100％果汁
- ケール＋好きなくだもの＋ヨーグルト
・・・など、ケールと合わせる食材は、意外と何でも良い様です。
※ミキサーを使うことで、失われる酵素もあるそうですから、圧縮タイプの絞り器が良いかも知れません。
ケールから作ったジュースの効果
ケールから作ったジュースは、基本的に、｢ケールの効果＋合わせた食材の効果｣と考えて良い様です。
ケールには、｢抗酸化作用｣と｢免疫力強化｣があり、その効果が大きいと噂されるために、｢野菜の王様｣とも呼ばれ、期待が寄せられている様です。
例えば･･･
ケール＋りんご＋バナナ＋牛乳
- りんご：殺菌効果、血圧のコントロール、整腸作用、大腸ガンの予防など※皮ごと使えば、老化防止など
- バナナ：免疫力強化、骨の生成を助ける、疲労回復、貧血予防､便秘解消など
- 牛乳：生命維持、免疫力強化、生活習慣病の予防など
ケール＋バナナ＋牛乳(豆乳)＋蜂蜜
- 豆乳：便秘予防、肥満予防、抗酸化作用､生活習慣病の予防、婦人系疾患の予防など
- 蜂蜜：整腸作用、殺菌作用、高血圧の予防など
ケール＋イチゴ＋100％果汁
- イチゴ：免疫力強化、感染症を予防、生活習慣病の予防、老化防止、ガン予防など
ケール＋好きなくだもの＋ヨーグルト
- ヨーグルト：整腸作用、便秘改善、免疫力向上、風邪予防、アレルギー改善など
※それぞれの食材には、それぞれの効果が期待できるといわれています。
冷凍保存
ケールから作った青汁を冷凍保存はできますが、再度飲もうと思った時は、全解凍せず、半解凍の状態でミキサーにかけ、スムージーとして飲むことをおすすめします。
また、ケールとほかの食材を合わせて作ったジュースを凍らせると、次に飲もうと思った時は、全解凍では色が悪くなる可能性があり、それを防ぐには、半解凍の時にミキサーにかけることで、見た目もきれいなスムージーになる様です。
ジュースの場合は、食材が新鮮な内(作ったその数時間以内)に飲み切った方が良いということでした。
時間が経つにつれ、アクが出てくる可能性もあるそうですから、ジュースの冷凍保存は、｢お勧めしません｣ということです。
まとめ
以前からある｢ケールを原料とした青汁｣は、作り方も簡単で、冷凍保存も出来ました。
飲みたい時は、全解凍ではなく半解凍の時に、ミキサーにかけると、ちょうどスムージーになるそうです。
ジュースの場合は、アクが出やすいそうなので、作った数時間内に飲み切った方が良いということでした。
ケールとほかの食材を合わせて作ったジュースの効果は、ケールと合わせた食材の持つ効果の両方が期待できるそうでした。
飲みやすくなり、効果の期待値も上がるとなれば、試す価値はあるのかも知れません。
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