玉ねぎの皮をむいたときや切ったときに、ぬるぬるしていると感じたことはないですか?
いったい何の成分なんでしょうか?
食べても大丈夫なのでしょうか?
調べてみました。
玉ねぎのぬるぬる成分
玉ねぎを使うときに、ゼリー状のぬるっとしたものがついていることがありますよね。
新鮮な玉ねぎにもついていることがあるようですが、いったいなぜなんでしょうか?
実は、あのゼリー状のものは、ネギ類が成長時に出すと言われる粘物質と呼ばれるもので、セルロース、ヘミセルロース、プロトペクチン、水溶性ペクチンなどからなる多糖類の複合物が水の存在によりゲル化したもので、フラクトース、グルコース、シュークロース、フラクトースオリゴサッカライド類の糖類が合わさったものだそうです。
簡単に言うと糖類を多く含んだゼリーのようなものですから、一緒に加熱調理すると甘みが増すと言われています。
そのまま食べても問題はないですが、味はしないそうです。
しかし、玉ねぎを切ったときに、中に芽が出ていて、粘物質が付着していた場合は、何らかの原因で玉ねぎが成長を始めてしまったと考えられます。
もちろん毒性はなく、食べても問題はありませんが、養分が芽の成長に使われてしまいますので、玉ねぎ自体の味は落ちてしまうようです。
玉ねぎが傷んでいる場合
玉ねぎが茶色く変色してぬるぬるしている場合は、傷んでいると思われます。
傷んでいる部分を取り除いてしまうか、残念ですが処分してしまうほうがいいでしょう。
- 異臭がする
- カビが生えている
- 全体的にぶよぶよしていて柔らかい
- ぬるぬるしている
- 中身が茶色く変色している
- 水分が出ている
このような状態の時は、食べるのは控えたほうが良いでしょう。
傷んでいる部分が1部分であれば取り除いて食べることができますが、できるだけ加熱して食べたほうがいいでしょう。
玉ねぎの腐海 pic.twitter.com/9kynRMlKae
— yutaka kobayashi (@tsukukobaan) 2015年4月4日
まとめ
いかがでしたでしょうか?
玉ねぎがぬるぬるしていると、傷んでいるのかと心配になってしまいますが、甘みを増してくれる成分なんですね。
大切な養分と旨味のつまったものですから、洗い流さず一緒に調理するといいでしょう。
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