スーパーに並んでいる緑色のアスパラガス、その隣に白いアスパラガスを見たことないでしょうか?
色は違っても元は同じ品種なんです。
では、どうして色が違うのか、調べてみました。
それぞれの違い
元は同じなのになぜ緑と白になるのかというと、発芽した後の育成方法が違うんです。
土から芽を出したアスパラガス、そのままぐんぐん日の光を浴びて育ったものがグリーンアスパラガスになります。
顔を出した芽の上に、土をかけそのまま土の中で育てたものがをワイトアスパラガスになります。
日光を遮断するので、光合成ができず葉緑素が作られない為、白くなるのです。
同じものがこんなに違ってしまうなんて面白いですね。
値段は違うの?
グリーンアスパラガスは1年中、安定した価格で手に入りますが、ホワイトアスパラガスは栽培に手間がかかるため価格も高めで、旬の時期しか手に入りません。
土をかぶせるために、成長を見極めるのも大変な手間がかかる上、大変傷みやすいそうです。
ですから、どうしても高くなってしまうそうです。
味に違いはあるの?
グリーンアスパラガスはシャキシャキした触感と、ほのかな甘みが特徴です。
一方、ホワイトアスパラガスは独特の甘み、ほのかな苦味、香り、ジューシーさが魅力です。
日光の加減だけでこんなに変わるものなのですね。
調理方法は?
ホワイトアスパラはその特徴を生かすため、茹で方にも工夫が必要です。
まず、グリーンアスパラよりも皮が固いので、ピーラーなどで穂先以外の皮はすべてむきましょう。
根本1cmくらいを包丁で切ります。
皮と根本の部分は捨てないでください。
沸騰したお湯に入れ3、4分茹でます。
この時、とっておいた皮と根元も一緒に茹でると、香りが移ってよりおいしくなります。
お湯から取り出した後、水をかけると香りが落ちてしまうのでご注意ください。
すぐに食べない場合は茹で汁のまま冷ましておくとジューシーさが損なわれずおいしく食べられるそうですよ。
今日のごはん。①シンプルにアスパラソテーの食べ比べ。シンプルにグリルパンでグリルしました!ホワイトの苦味、グリーンの甘味、紫のジューシーさ。うーん全部おいしい! pic.twitter.com/Bu1i6dOL
— 週末シェフゆう (@undergland) 2012年5月28日
まとめ
元は同じ品種のものが、栽培方法を変えることで色だけでなく、味や香りまで違ってしまうなんて驚いてしまいますね。
両方のアスパラガスを見かけたら、食べ比べてみるのもいいですね。
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