最近では、広い土地や庭などがなくても、簡単に家庭菜園が出来るキットなどがあり、水耕栽培で一般の人達にも楽しみが増えた様です。
このキットなら、忙しい時間をぬって世話ができ、収穫までできますが、作り方の説明通りにはいかないことも多くある様です。
その中の1つに、「徒長(トチョウ)」があげられます。
徒長の原因と対策について調べました。
レタスの徒長とは?
レタスの徒長とは、葉と葉の間隔が通常よりも広く空いて育ってしまうことを指す様です。
ですから、見た目は、間延びした様に見えるそうです。
徒長したレタスの苗は、通常よりもあらゆる面で弱く、枯れやすく、上手に育ったとしても育ちは良くないということだそうです。
レタスの徒長の原因と対策
原因
徒長の一般的にいわれている原因は、「コレ!」といえるほど単純ではなさそうです。
- 水の与えすぎ
水やりの管理ができず、ただレタスの苗を大切にしすぎて水を与えすぎると、土に水が溜まりすぎる「水も垂れ=水太り」を起こす様です。
- 栄養の与えすぎ
レタスの苗の時期に、窒素肥料が少なすぎたり、逆に与えすぎたりすると起こるそうです。
- 土が硬い
「完成された腐葉土を使わない」あるいは、「石灰が多い」などの場合に、土は硬くなる様です。
土の粒同士が時間とともに密着して、隙間がなくなり、土が固まって硬くなるのが原因だそうです。
- 日照不足
苗が、太陽を求めて伸びようとするために、起こる様です。
- 苗と苗の間隔
苗同士の間隔が狭いと、レタス同士が成長を競い合って間延びした状態を起こすそうです。
・・・など。
対策
- 水の与えすぎ
レタスを植えた土が濡れている様な場合は、水の与えすぎかも知れません。
水やりは、「苗の土が乾いたら与える」に切り替えましょう。
特に午後の水やりには注意をして、夕方以降には水やりをしない方が良い様です。
- 栄養の与えすぎ
窒素を含む肥料の量を調整することで予防できる様です。
- 土が硬い
完成された腐葉土に切り替えるのが良い様です。
石灰はカルシウムを補うには良いですが、土にかけ過ぎたり、混ぜすぎたりすると、返って土を硬くしてしまう様なので、石灰の量も調整しましょう。
- 日照不足
太陽の良く当たる場所へ移動しましょう。
太陽が良く当たる場所は、土も良く乾くので、水もたっぷり与えることができ、良い循環ができる様です。
- 苗と苗の間隔
苗と苗の間隔を空けることが重要ですが、双葉が出たタイミングで1つ1つの苗をできれば15cm(5号)のポットに植え替えましょう。
最低でも9cm(3号)ポット以上にするのが良い様です。
- 風を良く通す
風通しの良い場所での育苗を心がけ、風のない日には、換気扇や扇風機で苗に風を送ると良い様です。
・・・など。
まとめ
レタスの徒長は、比較的レタス栽培が初めての人に多く、レタス栽培のコツをつかめば減ってくる様に思えます。
健康な苗であっても徒長にはなる様です。
徒長の原因を探り、その原因を見つけることができれば、例えば、「土が濡れていたら、水の与えすぎを疑う」などの対策を早めに実践することで、防げるということでした。
徒長を防ぐことは、病気に掛かり難く、虫が付き難い強い苗にすることにつながるそうです。
ホームセンターなどで見かけるレタスの苗の中には、すでに「徒長」を起こしている苗を見つけることがあるそうです。
苗を購入する場合の目安にすると良いでしょう。
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