ニラは、その個性的な味わいで多くの料理に使われています。
栄養分が豊富で肉類とも相性がよく炒め物料理としての代表格で「レバニラ炒め」がありますね。
ビタミンB1が多く含まれたレバーとニラを炒めることは理にかなった調理法なのです。
そんな栄養たっぷりのニラを今回は、家庭菜園で栽培する際に種をまく苗作りから植えるまでの根付かせる方法についてご紹介したいと思います。
ニラの栽培!気を付ける点は?
ニラは多年草で冬越しが可能な野菜です。
春から夏にかけて生育が見込める時期に葉だけを収穫して、冬場は休眠させます。
一度植えると2~3年は収穫が可能で、株分けをしていけばさらに収穫が可能となります。
比較的生長が早いので、収穫のタイミングが重要となります。
収穫後は十分に株を休ませましょう。
種まきから苗作り!苗を植えるまでの栽培方法は?
ニラの栽培時期やスケジュールは、3月に種まきをして6月頃に植え付けます。
1年目は収穫しないで株を大きくしてから2年目に入り春から夏にかけて収穫します。
3年目に入ると4月か9月頃に一度掘り起こして株分けを行い、苗の植え付けから同様に育てていきます。
苗床の作り方
ニラの種をまいて苗を育てるまでの苗床を作ります。
種まきを行う3週間以上前に堆肥や腐葉土を鋤き込み表面を平らにした状態で苗床を用意します。
栽培量が少量の場合はプランターや育苗箱に培養土を入れてもよいでしょう。
種まきと育苗(3月頃)
- 条間を10~15cmとり、まき溝をつけたら種を2cm間隔で条捲きします。軽く覆土をして土を押して鎮圧し、十分に水やりします。※土が乾燥すると発芽率に影響します。もみ殻をまき、不織布をベタ掛けしておくなどの対策を施します。
- 発芽後は、2~3回に分けて間引きを行い、最終的に草丈20cmぐらいにまで苗を育成します。
苗を植える(6月頃)
- 土づくりを行う
- 苗を植え付ける3週間前ぐらいに元肥と堆肥の鋤き込みをして耕します。
- 株間25cm、条間50cmを確保しながら畝を立てます。
- 苗を植え付ける
- 草丈20cmぐらいになった苗を、畑へ定植します。根は傷つけないように移植ゴテを使い掘り起こし、3本ずつに分けておきます。
- 株間20~25cm、条間50cmぐらいを目安に1か所につき3本ずつ置いていきます。
- 横側から苗に土をかけて、茎下まで深めに植えてからたっぷりと水をあげます。
- 苗が根付いたのを確認出来たら、成長点の下部分を目安に株元に向かって土寄せを行います。
まとめ
以上、今回はニラを家庭菜園で栽培する際に、種をまく苗作りから植えるまでの根付かせる方法についてご紹介させていただきました。
是非ご家庭でニラ作りにチャレンジしてみてはいかがでしょう。
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