結論から言えば、みょうがの苗や種に毒はないようです。
みょうがは中国から伝わったとされる食用多年草のひとつです。
独特の風味と香り、ピリッとした辛味が好まれて、薬味などに利用されてきたようです。
日本では3世紀ごろから栽培が行われていた記録があるようです。
みょうがは根株から育てる植物で、土から出てきた新芽の部分を主に食用として利用していたようです。
みょうがの花は毒々しい?!
みょうがの花は黄色く可愛らしい花を咲かせると言われていますが、そのあと、赤黒く変色し、種がむき出しになったグロテスクな状態に変化してしまうようです。
その見た目と、みょうがのピリッとした辛味、独特の香りから、みょうがの種には毒があるのでは、という噂が広まったようです。
実際にはみょうがの種や苗、花も食べられるようですが、美味しくは無いようです。
みょうがに似ている猛毒のイヌサフランとは?
昔、イヌサフランと言う猛毒の植物の茎の部分を、みょうがと間違えて食べてしまうという事件があったようです。
イヌサフランは行者ニンニクにそっくりの植物で、その茎の部分をみょうがと見間違えることがごく稀にあるようです。
みょうがを食べると物忘れをする?
みょうがを食べると物忘れをしてしまうという迷信があるようですが、これはお釈迦様の弟子で物忘れがひどい人物がいたとされ、その弟子の没後、見慣れない植物が生えてきたという伝説があるようです。
その植物を食べると、弟子と同様に物忘れをしてしまう、という迷信のようです。
そういった小噺からも、みょうがには毒があるという話になったと考えられます。
物忘れどころか頭をすっきりさせる?!
迷信で物忘れが起きると言われるみょうがですが、実は頭をスッキリさせる成分がふくまれているようです。
αピネンと呼ばれる独特の香りに含まれているとされる成分は、大脳皮質に働きかけて、頭をスッキリさせる効果が期待できるとされています。
また血行促進や新陳代謝が上がる効果など期待できるようです。
まとめ
みょうがの種にも苗にも毒はないようです。
幾つかの迷信や事件が、毒があると思わせていたと考えられます。
みょうがには頭をスッキリさせる成分や、夏バテ防止、体温を下げる働きなど期待できるようなので、夏の暑い時期にはぴったりの食べ物だと言えるでしょう。
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