北海道のフキは野生に自生するアキタブキです。
アキタブキは自生する場所によって大きさが異なります。
足寄町のラワン川沿にはラワンブキというとても大きなフキが自生しています。
2メートル程の丈になります。
葉っぱは1mにもなります。
アイヌの民話に出てくる小人の妖精コロポックルはこのフキの下で暮らしています。
アイヌの集落にはそれぞれのコロポックルの民話があります。
ラワンブキならフキの下を住みかとするのも可能ですね。
コロポックルは冬のあいだ食料が不足するときに、軒先きに届けてくれたりするそうです。
北海道のフキの旬
北海道のフキの旬は、5月〜8月です。
フキは5月頃がもっと美味しい時期です。
日本では、野山や河川敷でも、誰かの所有地であることがほとんどです。
知らない土地での山菜とりには注意が必要です。
最近は街から来た若者が山に入り、ルールを説明してもキョトンとするばかり。
農家の敷地内のフキを野生だと主張する者までいて、迷惑しているそうです。
初夏の頃にはフキの茎は赤くなります。
お店で売られているフキも茎が青いものがほとんどですね。
アカブキになると硬くなります。
アカブキは葉っぱを切り落として茎を食べます。
茎を縦にに剥くと中は水々しさが残ります。
山菜にはアクがあるのでアク抜きをします。
アク抜きをしないと、食べられたものじゃないと思うこともしばしばです。
山菜にはよって、アク抜きの方法は様々です。
慣れると渋みや苦みも味のうちです。
まとめ
フキはキク科の植物で、白ブキ、青いブキ、アカブキがありますが、白ブキが美味しいです。
煮物にすれば好みにもよりますが、アカブキの方がクセが強く食べなれた者は、こちらのほうが美味しいと言います。
北海道の地元ルールですが、フキは3本1組で生えていますから、二本を採り、一本を残します。
くれぐれも根こそぎ取らないで下さい。
また、フキには虫がついていることがあります。
茎を切り口から覗くと確認できます。
身体に害はないので、そのまま水につけておけば出てきます。
こちらは未確認ですが、茎が丸いもののほうが虫がつきやすいとか。
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