蕗(フキ)は日本原産の植物です。
英名はそのままfuki,Giant Butterburです。
蕗の名前の由来は諸説ありますが、
- 昔は蕗の葉っぱで用を足したあとお尻を拭いていたことから拭き→蕗→フキになった。
- 冬に黄色花が咲くからフユキ→フキになった。
- 傘が大きいので葺く→フキに変化。
- フキの葉は微風でも揺れることから葉吹きからフフキになり蕗に変化した。
などと言われているそうです。
世界の蕗と山菜
蕗は日本原産であることから、世界で蕗を食べているところはほとんどないようです。
ケーキや洋菓子の材料にクリスタルアンジェリカがありますが、いまは蕗の甘煮を使っています。
クリスタルアンゼリカは本来はセリ科の植物ですが、今はすっかり蕗がとって変わっています。
サハリンでは日本の影響から蕗を食べていますが、イギリスやアメリカでは確認出来ていません。
苦くて青臭くて食べられたものじゃないと、イタリア料理のシェフにいわれたことがありますが、最近はあく抜きの方法を覚えて、素敵な味だと言っています。
欧州ではキノコやベリー類を森に摘みに行きます。
ピクニックついでに森に摘みにゆくのが童話や民話でも見かけるほど、昔からプレーンなことです。
でも、他の山菜類は見当たりません。
ニュージーランドで食べられているルバーブは蕗によく似ています。
シベリア原産タデ科の植物で栽培品種です。
蕗とは姿は似ていますが別ものです。
ただ山菜を食べる習慣がまったくないわけではなく、ある一定のの植物を限られた一部の人々が食べているようです。
日本では様々なアク抜きの方法が編み出されたため、自生植物を上手に生活に取り入れてきました。
まとめ
昔田舎の子供たちは、年長の子供に連れられて、よく山に入りました。
山は多くの人が立ち入るので、野生動物と遭遇することはありませんでした。
子供たちはキノコや山菜が自生している場所を、よく知っていました。
ワラビやゼンマイ、セリ、キノコ、蕗の薹。
そして、自分だけの秘密の場所がありました。
そこはキノコの群生する場所だったり、大きな栗の木だったり。
四季折々の大地の恵みを遊びがてら摘んで意気揚々と帰ると、危ないからと、叱られたりしました。
今、里山を復活させる活動があちこちで行われています。
楽しみですね。
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