生姜ははるか昔、紀元前500年も前のインドでは医薬品としての効果を認めて栽培をしていたそうです。
そしてお隣の中国では、漢方薬にも利用されており約70%の漢方薬に含まれているそうです。
そして日本で生姜が栽培されたのは、3世紀ごろだと言われています。
現在では、生姜は医薬品として家庭で常備されるようにもなりました。
家庭で最も多い病気として“風邪”があげられます。
昔からよく風邪を引くと生姜汁を飲むと良いと聞きますが、果たして本当なのでしょうか?
そこで今回は風邪の時に生姜がよいという理由や体によい1日に摂る生姜の適量についてご紹介したと思います。
風邪の兆候は?どう対処する?
風邪の引き始めは、のどの違和感や軽い程度の咳が目立ち始めます。
そして放置したままだとそれが悪化し、肺に負担がかかり重度の肺炎などを引き起こす可能性があります。
当然ですが、早めにそうした兆候を感知して症状を緩和することが大事になります。
そこで生姜の登場です。
風邪対処に期待できる生姜の成分
生姜にはジンゲロールという辛味になる成分とガラノラクトンという香りのもとになる成分が含まれています。
これらは風邪を引いたときの咳やのどの痛みをやわらげる働きがあると言われています。
咳が起きる原因は、ロイコトリエンという物質が気管支に入り気管支を狭くして、咳やぜんそくをひきおこします。
このロイコトリエンの活動を抑制するのがジンゲロールとガラノラクトンであると言われています。
前述の理由から生姜が風邪によいとされますが、体調が悪く食欲がない時などは、生姜を使ったドリンクや生姜汁などはおすすめです。
1日にどれくらいの量がよい?
生姜は摂り過ぎると個人差もありますが、下痢や腹痛、胸やけなどを発症する恐れがあります。
1日の適量は、約10gで大人の親指の第1関節程度の大きさです。
すりおろした状態では大さじ1杯弱を目安とします。
乾燥した生姜パウダーであれば、1g(小さじ1/2程度)です。
生の10gは生姜パウダーの1g程度に換算できます。
まとめ
以上、今回は風邪の時に生姜がよいという理由や体によい1日に摂る生姜の適量についてご紹介させていただきました。
生姜が持つ成分にはこの他にも冷え症や血行不良の改善、美容面では抗酸化作用による新陳代謝の促進で肌のシミやシワ、ダイエットに効果があると期待されています。
生姜がもたらしてくれる健康パワー、賢く利用したいですね。
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