せっかく生姜が体にとっていい食材だったら、ベストな状態で摂取したいと思いませんか?

どうやら生の状態と加熱や乾燥した状態では、生姜の効能に違いが見られるようです。

そこで今回は、生姜の酵素を効率的に引き出す方法について紹介していきたいと思います。

生姜 酵素 温度

生姜に含まれている主な2つの酵素

冷やしうどんの薬味として生姜のすりおろしが添えてあることがありますが、生の生姜に含まれているのは「ジンゲロール」と言います。

実は、生の生姜には体の表面を温めて汗を促す働きがあり、気化熱が奪われることによって体温を下げることが期待できます。

これはちょうどインドの国の人々が辛いカレーを食べて、体温を下げるのと同じことです。

それだけではなく、食欲を増進させる効果も見られるようですから一石二鳥です。

もう1つは、「ジンゲロール」に火を通した場合に変化する「ショウガオール」と呼ばれるものです。

加熱した場合だけでなく、乾燥した場合にも生成され、体内における血の流れを活性化させ、身体を温める効果が期待できるようです。

寒い時期に甘酒を飲む人も多いと思いますが、すりおろした生姜を入れて飲めば、ビタミン補給と体内から保温効果が期待できます。

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生姜の酵素を有効に利用するには?

日本の夏は温度が高くなるだけではなく、蒸し蒸しとした、うだるような暑さが続きます。

季節が夏の場合は、生姜をすりおろし「ジンゲロール」を薬味として、冷奴にのせたりして食べると食も進みます。

空気中の酸素に触れると成分があまり働かなくなってしまいますので、食べる直前にすりおろすことがポイントです。

一方、「ジンゲロール」から「ショウガオール」に変性させるには、加熱や乾燥が必要です。

加熱時の温度ですが、100℃以下で加熱したり、蒸し器にかけたりすると、保温効果のある有効成分に変わるようです。

ただし、スープなどに入れた場合は、冷めてしまうと元の「ジンゲロール」に戻ってしまいますので注意しましょう。

乾燥した生姜は晴天が続いている場合に、ザルなどに薄くスライスした生姜を並べておくとカリカリになります。

時間がない場合は、薄く切った生姜を耐熱皿にならべて10分くらい温めれば簡単に作ることができます。

ティーバッグの紅茶に乾燥生姜を入れて飲むと、体が芯からあったまりますよ。

まとめ

温度変化によって、体内で働く生姜の効能が異なるとは、本当に面白い野菜ですね。

薬味として添えてある生姜にも理に適った理由があるのだと改めて感じました。

ちょっと変かもしれませんが、生姜を千切りにして味噌汁の具として飲むと、ポカポカして美味しかったですよ。

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