生姜の香りと言えば、独特の強い香りではないでしょうか。
薬剤の様な香りであったり、刺激臭であると感じる方も多いはず。
生姜の香りの成分とは、どの様な成分なのでしょうか。
また、生姜を摂取することでどの様な効果が得られるのかも気になりますね。
生姜の香りと主な効果・効能に関してまとめました。
生姜の香りの正体とは
生姜の香りの成分は、ジンゲロールとショウガオールによるものです。
ジンゲロールとショウガオールは辛み成分の元でもあります。
辛み成分が、生姜の香りの正体です。
生姜の成分は皮の下に含まれており、ジンゲロールとショウガオール、クルクミン、リモネン等、30種類以上の成分が含まれています。
皮の下にあるため、皮をむいてしまうとこれらの成分はすべて失われてしまいます。
乾燥させてしまっても、これらの成分の効果を得ることが出来ないため、皮のまま生で食べる必要があるのです。
生姜の効果・効能とは?
香りと、独特な味の元となるジンゲロールは、吐き気予防、むかつきの改善などが期待できます。
また、食欲を抑える効果も期待できると言われています。
ガラノラクトン、ジンゲロールは血管を広げる効果があり、冷え性の改善などの効能が期待できます。
血行が良くなるという点では、冷え性だけではなく、肩こり緩和などにも良いですね。
全身の血のめぐりを良くすることは、全身の健康にもつながります。
ジンゲロン、ショウガオールには、殺菌効果があることはデータとして発表されています。
食中毒予防、風邪などのウィルス対策に高い効果が期待できます。
お寿司やお刺身と一緒に生姜であるガリを食べることは、殺菌と食中毒予防のためなのです。
ジンジベインと呼ばれる酵素成分も含まれており、胃腸の負担を和らげる効果も期待できます。
まとめ
健康に良く様々な効果、効能が期待できる生姜。
香りや成分は皮のすぐ下の部分に含まれています。
生で食べると辛味を強く感じる場合がありますが、皮は剥かず生で食べるようにしてくださいね。
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