食卓を彩る緑色の野菜、グリンピース。
このグリンピースの主な生産地はどこでしょうか。
グリンピースって?
グリンピースはマメ科エンドウ属に分類される、サヤエンドウよりも生長した熟す前のエンドウをむき実にして食べる「実えんどう」のひとつです。
缶詰や冷凍食品などで一年中食べることはできますが、旬の時期は4~6月にかけてです。
グリンピースの栄養
グリンピースは豆特有のデンプンやタンパク質、糖質のほか、ミネラル類ではカリウム、亜鉛、銅、マンガン、鉄を、ビタミン類ではビタミンB1、B2、B6、パントテン酸を多く含むそうです。
食物繊維が豊富で野菜類の中でもトップクラスです。
また、ナイアシンが多く含まれているため、皮膚や消化管、神経などを健全に保つ働きがあると言われています。
グリンピースの選び方
グリンピースはさやから取り出したものはすぐに乾いてしまうので、できればさやつきを選びましょう。
鮮やかな緑色でさやにふっくらとした丸みとハリがあるものが良いでしょう。
グリンピースの保存方法
グリンピースは乾燥に弱いため、生で保存する場合はビニール袋に入れて野菜室へ入れましょう。
だいたい2~3日で食べてしまうことをおすすめします。
もっと保存したい場合は、さやから出して塩ゆでし冷凍保存すると約1か月は持つでしょう。
次に使う時は、そのまま料理に入れることができます。
グリンピースの主な産地
平成27年までの平均値で見てみると、一番生産量が多いのが和歌山県です。
次に鹿児島県、北海道、熊本県、大阪府、福岡県と続きます。
なぜ和歌山県が多いのでしょうか。
和歌山県には「紀州うすい」というおもに関西地方で流通しているグリンピースがあります。
「うすい」や「うすいえんどう」とも呼ばれ、さやはやや淡めの緑色で、皮が薄く甘味があり、ほくほくとした食感です。
これはもともと、明治時代にアメリカから導入した品種を大阪府羽曳野市の碓井(うすい)という地区で栽培されていたのですが、昭和初期に和歌山県が導入し、気候に合った栽培で生産されていったようです。
ここで紀州うすいが誕生し、和歌山県の特産として知られています。
春から初夏にかけての旬の時期になると、関西ではこのうすいえんどうで豆ごはんを炊く家庭が多いそうです。
以外と知られてないかもしれないが、うすい豆。その中でも色が薄くて豆の香りがしっかりある和歌山の紀州うすい。
要は国産のグリンピースです。 pic.twitter.com/fbGmL5c0Ie— 山田ワタル (@itumo1173wat) 2014年5月30日
まとめ
グリンピースの生産が一番多いのは和歌山県とは知りませんでした。
一度でいいので、うすいえんどうを旬の時期に食べたいものですね。
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