一般的に「ネギ」と言えば、長ネギ(白ネギ)と葉ネギ(青ネギ)のどちらかです。
地域によって好まれるネギが違うようですが、この二つのネギは、だいたいどこのお店でも売っていますよね。
長ネギと葉ネギは、栽培方法が違います。
葉ネギは、長ネギよりも手間は少なく、収穫までの期間も短いため、家庭菜園やプランター菜園でネギの栽培にチャレンジする場合、葉ネギの方がハードルが低いと言えます。
葉ネギの場合、お店で買った葉ネギの根っこの部分からでも栽培出来ます。
酸性の土と多湿を嫌うので、アルカリ性で水はけの良い土で栽培します。
葉ネギは暑さにも寒さのも強く、水やりも、それほど必要ありませんが、アブラムシなどの害虫の被害を受けやすいです。
長ネギの栽培方法は?
地域や品種によって栽培方法は違いますが、長ネギは「土寄せ」という作業をしていって、白い部分を成長させていきます。
(ネギの成長に合わせて繰り返し土寄せをする)ここが葉ネギと大きく違うところです。
種蒔きから栽培すると、収穫は冬となります。
種蒔きして苗が出来たら、一度抜いて苗を分けて植え替える作業があるので、種から育てずに、苗を買ってきて栽培すると種からより栽培期間が短くなります。
ネギの栽培に適した土作りをしたら、畝(うね)という細長く直線状の盛り土を両サイドに作り、その間にネギの苗を植え付けていきます。
植え付けから一カ月後に土寄せと追肥を行っていきます。
これを長ネギの成長に合わせて繰り返し行います。
長ネギが細く太くなってくれない原因
長ネギが太く育ってくれない原因は土質であることが多いようです。
肥えた土でないための肥料不足や、根を食害する虫などによる栄養不足です。
またネギ坊主も、ネギの成長を妨げます。
対策
- ネギ坊主は、見つけ次第、摘み取る。
- 石灰で土壌の性質を適正に矯正する。
- 通気性に気をつける。悪くなっている場合は、有機物を入れるか、砂などを入れて通気性を良くする。
- 根を食べる幼虫がいないか確認する。いた場合は取り除いて植え直す。
これらが育成の悪い長ネギの対応策となります。
ネギは地味なので後回しになりがちですが今日はネギ坊主を摘みました。冬にはたくさん使う欠かせない食材ですもんね(^^♪ #糸魚川 #家庭菜園 #農業 #写真好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/kzvNHFNF1Z
— ジオ爺のアグリな生活 (@1006sugiberg) 2017年6月26日
まとめ
長ネギをプランターで、少しだけ栽培する方法に、ネギとネギの間に支柱を立てて、なんと新聞紙で覆って白い部分を育てる方法というのもあります。
追肥の必要はありますが、たくさんの土を必要としない画期的な栽培ですね。
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