オクラは比較的栽培が容易で、家庭菜園などでも人気の野菜のひとつと言われています。
しかし、肥料の量や気候、栽培している環境によってはオクラの実がまっすぐに伸びず、クルクルと丸まって、曲がってしまうことがあるようです。
オクラの実の先端部分が少し曲がるくらいであれば、味も見た目もそれほど気にはならないようですが、大きく曲がって丸まってしまうと、見た目だけでなく、栄養素も少ない状態になっているようです。
丸まってしまう原因と、その対策について調べてみました。
オクラの実が丸まる原因は？
オクラの実が曲がってしまう大きな原因は、栄養不足とされています。
栄養が行き届かないことで、成長する部分と、成長が滞ってしまう部分が生まれ、結果、大きく曲がってしあうとされています。
その他の原因としては、水分不足、極端な乾燥状態、肥料の過不足、ストレス、害虫の被害による変異などもあるようです。
下の葉っぱを切って栄養を調節する？
植物の成長には葉っぱの生育が欠かせないと言えるでしょう。
しかし、葉っぱが多くなりすぎてしまうと、開花や果実の成長に必要な栄養が足りず、栄養不足の状態に陥ってしまうようです。
オクラは吸肥する力がとても強く、元肥が多い場合など、葉っぱや草丈の成長に栄養が使われてしまうこともあるようです。
果実に栄養をたくさん届けるには、つぼみが付いた時に、そのつぼみが出来た場所から、下方にある葉っぱを数枚切り取ってしまうと良いでしょう。
そうすることで根から吸い上げた養分が、適切に花や果実に届けられるようになるとされています。
まとめ
家庭菜園ではそれほど見た目を気を付けて栽培する必要はないと言えますが、オクラは１株から何度も収穫するため、後半になると栄養不足から、曲がった実が増えてくるようです。
栄養不足を防ぐためには、収穫前や後に、下方の葉っぱを適切に切り取るか、花をつけるタイミングで追肥などを施してあげると良いでしょう。
オクラは栄養素が豊富に含まれている野菜なので、栄養をたっぷり吸収した、まっすぐのオクラを収穫しましょう！
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