玉ねぎは紀元前から栽培が行われていると言われ、古くは西アジアで栽培されている記録が残っており、そこからヨーロッパ、アメリカ、そして世界中に広まっていったとされています。
西アジアからヨーロッパに玉ねぎ栽培が伝わった後、東ヨーロッパでは辛味の強い品種が好まれ、南ヨーロッパでは甘みの強い品種が多く栽培されていたようです。
大航海時代を向かえ、ヨーロッパの玉ねぎ栽培がアメリカ大陸に伝わり、そこから甘い品種、辛い品種を使って様々な品種が生まれていったとされています。
そうして現在では世界中の国々で栽培されていると言われています。
玉ねぎ生産量はアジアがトップを占めている?
イラクやトルコなどの西アジアで始まったとされる玉ねぎ栽培ですが、当初は西に広まり、ヨーロッパ、アメリカと続き、現在ではアジア全体に広まっているようです。
世界の生産量1位は中国、2位がインド、3位はアメリカ、そして日本は18位となっているようです。
中国が全体の26%、インドが23%、アメリカは3%の生産量と言われており、中国とインドだけで世界の玉ねぎのおよそ半分を占めているようです。
玉ねぎの消費量世界1位はどこ?
一人当たりの玉ねぎ消費量が多い国は、アルバニアと言われており、年間ひとりあたり33kgの玉ねぎを消費しているという集計結果が出ています。
次にタジキスタン、ウズベキスタンと続きますが、この南ヨーロッパや西アジア諸国の近辺では玉ねぎを薬としても消費している為、消費量が多いと言われています。
ちなみに生産量の多い中国は28位、インドが30位とされており、これは国内消費よりも輸出が多いことが起因していると考えられています。
日本での玉ねぎ生産量と消費量は?
玉ねぎの生産量、消費量の日本一は、やはり北海道のようです。
生産量と消費量共に日本1位となっているようです。
生産量の順位は1位が北海道、2位が佐賀県、3位が兵庫となっており、それぞれブランド品種を持っているようです。
中でも兵庫県は淡路島玉ねぎが有名で、その甘さは果物に匹敵すると言われています。
★淡路島の玉ねぎのちょっとすごい話★
兵庫県内の生産量は北海道・佐賀県に次いで全国第3位。
そのうち95%以上が南あわじ市を中心とする淡路島産。南あわじを車で走って窓を開けると・・・玉ねぎのあまーい匂いに包まれます。♪ pic.twitter.com/6p0Z0CI7zl
— Awaji Art Circus (@Awajiartcircus) 2016年4月15日
まとめ
玉ねぎは世界中で栽培されており、疲労回復など様々な効能を持っているため薬として消費されている国もあるようです。
美味しくて栄養価の高い玉ねぎを、毎日食べて健康的な日々を手に入れましょう!
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