アスパラガスは10年近く同じ株を栽培することが可能ですが、栽培量のピークは4~5年目といわれます。

その後、その株をさらに繁殖させたり若返らせる目的で『株分け』を行います。

ここでは株分けに適した時期や方法についてご紹介します。

アスパラガス 栽培 株分け 時期

アスパラガスの株分けに適した時期はいつ?

栽培年数が長くなり、根が密集してきたり茎が細くなってきたら株分けのタイミングです。

基本的には栽培年数が長いものを株分けするのですが、繁殖が主な目的であれば、5~6年目の株を選ぶのがいいとも言われるようです。

株分けはいつでもできるの?適している季節はある?

アスパラの株分けに適した時期は、3月~6月,11月頃など、幅のある期間で色々な意見があります。

日本は地域によって気温や気候に特徴があるので、適した時期にも幅があるということなのでしょう。

基本的には収穫期と真夏や真冬の時期を外せば問題なさそうです。

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株分けの方法は?注意することはある?

まず古い株の根を痛めないように抜いて、余分な土を優しく落とします。

アスパラの根は長くしっかり張っているので、広めの範囲で根ごと掘り上げるのがいいでしょう。

株は2~3個程度に分けて植えます。

この時に一番重要なことは土壌環境です。

アスパラガスは肥料を多く必要とし、また酸性土を嫌います。

植え付けをする場所の土は、事前にしっかり堆肥を施し、苦土石灰などで土壌改良も行っておきましょう。

また、長くてしっかり張っていく根のためになるべく深く耕しておくこと、植えた株の上にはあまり厚く土をかけないことも大切です。

深く植え込みすぎると、新芽が発芽しにくくなりますので気を付けましょう。

越冬させる場合は、地上に出ている部分が枯れていたら切り落とし、堆肥や藁などで地表を覆って寒い空気に直接触れないようにします。

なお、移植した年は、しっかりした株を育てることを優先しましょう。

根付きや発芽が思わしくないようでしたら、その年の収穫は控えたほうがよさそうです。

まとめ

10年近く繰り返して収穫ができ、株分けすればさらに長持ちしていくアスパラガス。

育てる楽しみも収穫の喜びも繰り返すことができて、なんだかお得な気分になれますね。

次の年も元気な芽がたくさん出てくるよう、適切なお世話をしていきたいものです。

そのためにも、アスパラガスの性質をきちんと理解しておくことが大切ですね。

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