一般的な観葉植物は、葉や茎の部分を切り取って新しい土に挿し木することにより増やしていくことができます。
芽挿しや葉挿し、茎挿しなど、種類によって色々な方法がありますが、アスパラガスの場合はどのように増やすのがいいのでしょう？
調べてみました。
観葉植物のアスパラガスはどのようにして増やす？
アスパラガスは、畑で育てる野菜の種類も観葉植物の種類も、同じように「株分け」で増やすことができます。
現存のアスパラガスを根ごと２～３株に切り分け、新しい土に植えるという方法です。
定期的に行う植え替えと同時に行うといいですね。
株分けのやり方や注意点は？
まずは今ある株を掘り起こします。
根を傷つけないようやさしく抜き、竹串のような細いもので土を落とします。
土は１／２～２／３程度落とせばいいでしょう。
抜いた株の古い根や痛んだ根を切り落とした後、２～３株になるように切り分けますが、分けた株があまり小さくなると生育が衰える恐れがありますので、ざっくりと分けてしまいましょう。
株分けは５～６月または９～１０月あたりが適期と言われます。
株分け後当分の間は、比較的しっかり水やりをしながら日陰で管理して、少しずつ通常の環境に慣らしていくことが必要になります。
観葉植物のアスパラガスの種まきは？
アスパラガスは花が咲いて実がなりますので、その種を収穫してまくことで増やすことも可能です。
５～７月にクリームイエローの花が咲き、その後赤い実がなりますので、そこから種を取り出します。
発芽温度は１５℃程度といわれますが、なかなか発芽しにくい種類ですので、水分に注意しながら辛抱強く待ち、のんびりと栽培する覚悟が必要ですね。
まとめ
観葉植物は見て楽しめるし、増やす楽しみもあります。
アスパラガスは根が豊かに張りめぐらされる植物なので、植え替えや株分けの際は少し大変かもしれません。
根を大切に扱うことが大切ですね。
地上部も茂るタイプなので、大胆に剪定しながらきれいなグリーンを保ってください。
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