山芋はお腹にやさしいと聞きますが、本当でしょうか?

また栄養などはあるのでしょうか?

調べてみました。

山芋 消化 悪い 時間

山芋とは?

山芋はヤマノイモ科ヤマノイモ属のつる性多年草で独特の粘りのある芋です。

山芋の種類は多くありますが、現在日本でよく食べられているのは、自然薯、ツクネ芋、銀杏芋、長芋などがあります。

特に長芋は最も生産量が多く、一般的な山芋で水分が多いのが特徴です。

自然薯は日本原産の山野に自生しているもので掘り出すのが難しく、希少な山芋です。

山芋の栄養

100gあたりの栄養価はエネルギーが108kcal、水分が71.1g、タンパク質(でんぷん)が4.5g、脂質が0.5g、炭水化物(糖質)が22.6gなどです。

主な栄養素はジアスターゼ、アミラーゼ、コリン、サポニン、ジオスコラン、カリウム、ビタミンC、ビタミンB1、B2などです。

食物繊維も豊富で、効能としては疲労回復や、虚弱体質の改善、免疫力のアップなどがあると言われています。

アミラーゼやジアスターゼという酵素が消化を助ける働きがあると言われています。

ジオスコランと呼ばれる成分はネバネバ成分で、血糖値を下げる働きがあり、糖尿病の予防に効果が期待できると言われています。

ビタミンB1は食べ物の糖質を体のエネルギーに変え、ビタミンB2は脂質を体のエネルギーに変える働きがあるそうです。

カリウムは体内の余分なナトリウム(塩分)を排出して、高血圧や心臓病などを予防する効能があると言われています。

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消化は良いの?

山芋には消化酵素が大根の3倍も含まれているそうです。

山芋に含まれる消化酵素のジアスターゼは糖質の加水分解を促進し、消化を助け栄養の吸収を促進するため、新陳代謝が活発になり、血行促進の効果があると言われています。

アミラーゼはでんぷんの消化を助けてくれるので、生で食べることもできます。

胃にやさしく、胃炎を鎮めてくれるので胃が弱い人も安心して食べることができるそうです。

ただし、アミラーゼは熱に弱いので、調理するときは加熱しすぎないようにすることも大切です。

まとめ

山芋の栄養成分と消化によいことがわかりました。

とろろご飯などとてもおいしいので、胃が弱っている時などはすすんで山芋を食べるようにしたいですね。

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