生で食べても、煮たり焼いたりして熱を通して食べてもおいしい野菜、玉ねぎ。
様々な調理法で楽しむことができるため食卓に並ぶ機会は非常に多い野菜の一つなのではないでしょうか。
生で食べた時の独特な辛みなどは癖になるので、サラダで食べるのが好きだ、という人は少なくはないでしょう。
さて、そんな玉ねぎですが、みなさんも食べた後、自分の体臭が気になったことはありませんか?
実はそれは、玉ねぎの香り成分に原因があったことだったのです。
どうして玉ねぎを食べることによって体臭が臭くなってしまうことがあるのか、という原因を詳しく見ていきたいと思います。
また、そうならないための対策法なども合わせて紹介していきます。
どうして玉ねぎを食べると体が臭くなってしまうの?
玉ねぎを食べることによって体臭が臭くなる直接の原因は、玉ねぎに含まれているイオン化合物の一種である「アリシン」であるといわれています。
このアリシンは玉ねぎの香り成分であり、玉ねぎを切るときに涙が出てしまう、というような現象を引き起こす原因物質としてもよく知られています。
このアリシンは実は体にうれしい成分であり、血液の流れを正常にする作用、そして、抗酸化作用などに優れており、活性酸素を抑制する働きなども期待できる栄養素なのです。
なので、サプリメントなどにも配合されていることがある栄養素なのです。
しかし、このアリシンは水に溶けやすい性質があるため、食べ過ぎてしまうと血液中に溶けだしてしまって、血液に乗って全身をめぐることで、汗として分泌されることがあるのです。
これによって体臭がきつくなってしまう、というような現象が起こるのです。
どうすれば対処できるの?
先ほど紹介したとおり、アリシンは水溶性の物質です。
なので、玉ねぎを調理する際に水にさらすようにすると余分なアリシンが溶け出すので、ある程度量を食べても体臭がきつくなる、というようなことを抑えることができるのです。
だいたい10分程度水にさらすだけで効果が期待できるようです。
また、一日に食べる量なども気を付けるとよいでしょう。
大体目安量として四分の一球程度が適量だといわれているようです。
まとめ
体にいいからと言って、やはり食べ過ぎはよくありません。
調理の際のひと手間だけでも抑えることができるので、ぜひお試しください。
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