わたしたちの食生活において利用する生姜は、多くの栄養効果に期待できるうえに時に臭みなどを消してくれる薬味としてや冷えた体をあたためてくれる役割を果たしてくれる大切な食材であると言われています。
そんな生姜ですが、実は摂りすぎると様々な弊害が起きてしまうことをご存じでしょうか？
今回は、そのうちのひとつに焦点を当てて生姜の食べ過ぎが下痢になる原因についてご紹介したと思います。
下痢を改善するには生姜が良い理由と食べ過ぎについて
下痢が続いてしまう原因は、一般的に日々のストレス、不規則な食生活、冷え、なんらかの病気など様々あります。
その改善策として生姜は体を温める作用を持ち、冷えから来る下痢を治す食材として効果があると言われています。
栄養成分について
ビタミンＢ１、Ｂ２、ビタミンＣや鉄分、カロチン、カリウム、カルシウムなど多くの栄養素を含んでいます。
加熱や乾燥させた生姜に多く含まれる辛味成分と言えるショウガオールは、体を温める作用があり、冷えの改善や血行促進の効果が期待されています。
ショウガオールは、体内の脂肪や糖質の燃焼を促進し、免疫力を高め、コレステロールの値を下げながら消化吸収力を高める効果があると期待されています。
殺菌や消臭作用があり胆汁の分泌を促進し、肉のタンパク質の消化を助ける効果があると言われています。
食べ過ぎ厳禁
前述のように多くの効果が期待される生姜ですが、食べ過ぎは厳禁です。
食べ過ぎるとかえって下痢や腹痛、胸やけの症状が出る可能性があります。
原因としては、食べ過ぎによってお腹にガスが溜まりやすくなるからです。
生姜を摂取することを控えた方がよい方は？
基本的に胃腸が弱い方は控えた方がよいでしょう。
胃腸が弱い方は、生姜のもつ薬効が逆に刺激となり、腹痛や下痢、胸やけ、嘔吐などの原因となる恐れがあります。
サプリメントなどは乾燥生姜を使用しているためそのエキスが濃縮されています。
少量を摂取するにしても注意が必要です。
まとめ
以上、今回は生姜の食べ過ぎが下痢になる原因についてご紹介させていただきました。
生姜の過剰摂取は他の面でも身体にとって弊害が起きる可能性があります。
しかし、適量を摂れば個人差はあるでしょうが、強い味方となる食材でもあります。
何事もバランスって必要なのですね。
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