皆様ご存じのとおりナスは野菜の一種です。
日常的に食べられている方も多いと思います。
ナスの原産地はインドで、日本では奈良時代から栽培されていました。
昔は貴重な野菜であったと言われています。
江戸時代頃から広く栽培されるようになり、それ以降庶民的な野菜になったようです。
そんなナスではありますが、ナスを食べすぎると気持ち悪くなってしまう人もいると言われています。
今回は、どうしてナスを食べすぎると気持ち悪くなるか、について見ていきたいと思います。
ナスの食べ過ぎで気持ち悪くなる理由
食べ過ぎで気持ち悪くなるのはどの食べ物でも同じことですが、ナスの食べ過ぎで気持ち悪くなるのはただ多くのナスを食べたから気持ち悪くなるというわけではありません。
というのは、ナスには体を冷やす効果があると言われているからです。
科学的に証明されているわけではなく言い伝えレベルの話しではありますが、そのように言われるのは、ナスに多くの水分が含まれているためです。
なすの93％は水分が含まれています。
また、なすには多量のカリウムが含まれています。
カリウムには利尿作用があると言われています。
水分を大量にとる事に加え、カリウムによる利尿作用で体から水分が排泄されやすくなると考えられます。
そのさいに体内の熱も放出されるため、ナスは体を冷やす効果があると推測されています。
この効果があるとされているため、ナスの食べ過ぎが胃腸の活力を弱くすることになり、お腹を壊す・下痢になることが考えられます。
これがナスを食べ過ぎると気持ち悪くなるというイメージにつながっているのです。
ナスの食べ過ぎで気持ち悪くならないようにするためには、こまめに水分をとる、食物繊維が豊富で消化の良い食べ物を食べる、腹痛・下痢になったら食事を控えて安静にするといったことが考えられています。
まとめ
ナスの食べ過ぎで気持ち悪くなる理由は、ナスに体を冷やす効果があると言われているためです。
この効果により腹痛・下痢が引き起こされ気持ち悪くなってしまいます。
栄養が豊富と言われるナスですが、食べ過ぎには注意しましょう。
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