中国から伝わった生姜ですが、昔から薬膳にも用いられてきました。
和食、洋食、中華料理など幅広く使用できる食材でもあります。
そんな生姜ですが、薬膳に使用する際にはどの様に使えばよいのでしょうか。
生姜の薬効とは
生姜の辛み成分は、食欲増進、殺菌効果が期待できます。
また、酸化防止も期待出来ることから油を多く使用する料理にも重宝されているのです。
また、辛味は生臭さを消すことからお寿司のガリなどにも使用されていますね。
これは生臭さを軽減するだけではなく、生姜の持つ抗菌作用で食中毒を予防するための効果も期待されているためです。
また、生姜の香りは発汗、保温効果があり冷え性改善への効果も期待できます。
漢方薬として、咳や嘔吐、腰痛などに効果が期待できるとされ、古くから使用されています。
薬膳としての使い方
生で食べたり、酢につけたり、乾燥させるなど様々な使用方法があります。
抗菌作用や、体を温める効果、発汗効果が期待できる生姜。
ジャムにしたり、生姜湯として使う方法が有効です。
薬膳として使用するのであれば、生姜自体をあまり薄めず、そのままの状態で食べることがおすすめです。
生姜にも種類がある？
主に3種類の生姜があります。
根生姜
収穫したばかりの生姜であり、酢浸けで食べられています。
辛いため、魚の生臭さを軽減する効果が期待できます。
軟化生姜
新根を伸ばし、柔らかくなった状態の生姜です。
そのまま食べるのがおすすめです。
葉生姜
新生姜に葉を付けた状態で出荷されたものを指します。
薬膳として使用するのであれば、どの生姜でも期待できる効果は同じです。
しかし、おすすめの食べ方が異なるため、参考にして見てくださいね。
まとめ
生姜は常温でも保存が可能であり、非常に便利に使用できます。
また、洗った生姜をラップで包んで冷蔵庫で保管をすれば1か月ほどもちます。
冬の時期には体を温める効果も期待出来るため、おすすめです。
健康な方でも、少し体調不良が気になる方でも、健康管理に生姜を用いてみてはいかがでしょうか。
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