生姜を搾り汁にすればいろんなドリンクに混ぜて使いやすいような気がしませんか?
ただ、搾り汁を作るのが大変だったら、もういいやと思ってしまうかもしれません。
そこで今回は、生姜の搾り汁をテーマに話していきたいと思います。
簡単に作れる生姜の搾り汁と保存について
老若男女を問わず、誰でもすぐに作れる方法を紹介します。
- 大根おろし器の大きさに合わせて、アルミホイルを切り、おろし金の上にセットします。
- その上から生姜を皮付きのまますりおろし、おろした生姜を中央に寄せます。
- おろし金にのせたところを下向きにして、アルミホイルをつまみ上げると生姜の汁だけを絞ることができます。
絞り汁の利用については、紅茶を淹れた中に入れ、さらにハチミツを垂らすと飲みやすくなります。
生姜の搾り汁はあまり日持ちをしませんので、翌日までに使い切るようにしましょう。
丸ごとすりおろした場合は、皮や繊維が底に沈みますし、ある酵素の働きによって白濁沈殿も見られます。
どうしても保存したい場合は、製氷皿に入れて冷凍保存してください。
生姜の搾り汁の効果は?
タンパク質を固める働きのある酵素、生姜プロテアーゼが含まれています。
酵素で一度分解をしてから、再び結合させるというのがゲル化の原理と言われています。
中国広東省広州市の沙湾鎮では、「薑撞牛奶」(キョンゾンアウナーイ)という「生姜牛乳プリン」が有名です。
沙湾は清代に、ある一族が水牛の畜産業を始め、水牛乳の産地として知られていました。
風邪を引いたお婆さんが辛い生姜を煎じるのが嫌で、水牛乳と砂糖を入れて飲もうとしたら、固まったという伝承が残っています。
作り方は、約70℃に温めた水牛乳あるいは牛乳に、砂糖で甘みをつけ、その中に絞り汁を入れます。
すると、軟らかいプリンのような食感のデザートの完成です。
現在は、香港、マカオなどにも広まり、甘味処で食べることができるそうです。
まとめ
正直に言って搾り汁って手間暇かかって大変そうだと思っていましたが、これなら誰でも手軽にできそうですね。
搾り汁にタンパク質を凝固させる働きがあるとは、とても意外でビックリしました。
生姜牛乳プリンを食べたことはありませんが、機会があればぜひ作ってみたいです。
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