長ネギは独特の風味と歯ごたえが特徴で、汁物や焼き鳥などの焼き物に欠かせない薬味野菜です!

ネギは大きく分けて『白ネギ』と『青ネギ』に分けられ一般的にいう『長ネギ』は白ネギにあたります。

同じネギ科ですが、野菜の種別としては白ネギが淡白食野菜、青ネギが緑黄色野菜になります。

100gあたりの栄養はカロリーが28Kcal、ビタミンCが11mg、食物繊維が2.2gと他の野菜からみるとパッとしませんが…。

長ネギ 生 食べ過ぎ

薬効があるとされるアリシン(硫化アリル)とは?

ネギの特徴でもある強い臭いの成分がアリシン(硫化アリル)です。

硫化アリルはビタミンB1の吸収を助ける効果と共に血行を増進したり、血液をサラサラにする働きが血糖値を下げる効果が期待でき、また疲れの原因である乳酸を分解すると言われており、疲労回復や体のコリを軽減する効果が期待されています。

また消化液の分泌を促す働きも報告されています。

硫化アリルはネギを切ったり刻んだりすることによって空気に触れることによって多く作られ、時間の経過とともに消失していきます。

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食べ過ぎはNG!?ネギの生食

前述のように硫化アリル(アリシン)には健康増進に役に立ちますが、どうやら食べ過ぎは禁物のようです。

ネギに限らず硫化アリルを含む食品には摂取後(特に空腹時)に腸内の善玉菌を減らしてしまう効果があり、食べ過ぎると下痢や腹痛を引き起こしていますようです。

その他に風邪を引きやすく元々汗が出やすい人はネギを食べ過ぎるのは避けた方が良いでしょう。

またネギを食べ過ぎると目やにが多くなり、抜け毛が増えるという報告もありますが科学的には証明されていません。

参考程度に覚えておくとよいでしょう。

まとめ

ネギは大きく分けて白ネギと、青ネギとに分けられます。

100gあたりの栄養成分はほかの野菜と比べ秀でたものはありませんが、薬効が期待できるアリシン(硫化アリル)の効果が健康増進に期待が出来ます。

特に血行を促したり、疲労の回復に効果が期待できることは大きな魅力です。

しかしネギの生での過剰摂取は胃腸の弱い方には注意が必要です。

毎日の料理に効果的に取り入れて上手に食べていきたいですね!

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