ししとうは夏の定番の野菜で、ピーマンや唐辛子の仲間だそうです。
野菜は大きな畑や庭で栽培するイメージがありますが、プランターで作ることはできないのでしょうか？
プランターでの栽培について調べてみました。
ししとうの特徴
ししとうの正式名称は獅子唐辛子で獅子唐辛子は品種改良された唐辛子の甘味種で丈夫で育てやすい野菜といわれており、略して「ししとう」といわれているそうです。
実の先端部分が獅子の頭に見えることから「ししとう」と呼ばれているそうです。
ししとうの特徴は、ナス科の野菜で肉薄・小型・辛みなしといわれています。
原産国が中南米であるため、暑さには強いですが寒いのが苦手な野菜だそうです。
日本の冬にししとうを栽培する場合には、比較的暖かい地域でハウスで栽培しなくてはいけないほど、寒さが苦手な野菜のようです。
ししとうは、ビタミンＣを多く含んでいる野菜で、夏バテに効果があるとされています。
また、βカロチン、カロテンなども含まれているため、美肌効果、老化防止に効果がある野菜ともいわれているそうです。
プランター選び
栽培本数に応じてプランターを選ぶとよいようです。
ししとうは背丈が伸び、根は浅く張るそうなので少し深めで安定感のあるプランターを選ぶとよいようです。
- 長方形タイプ（６０ｃｍ以上で深型）：１鉢で２本植えるのが可能とされています
- 丸形タイプ（深型）：１鉢に１本植えるのが可能とされています
- 長方形タイプ（大型）：１鉢に３本植えることが可能とされています
但し、陶器の鉢や木のプランターは、水はけが悪かったり、腐って壊れてしまうこともあるそうなので、注意が必要のようです。
ししとうの栽培時期
暑さには強いですが寒さには弱いとされている野菜なので、５月の気温が高くなってきたころに植えるのが定植しやすく失敗を回避できるといわれています。
植える時期は、寒冷地では、５月中旬以降、暖地では、４月下旬から５月中旬とされています。
生育適温は、２５℃～３０℃とされていてなによりも高温を好むようです。
ししとうの収穫
ししとうが７ｃｍ程の大きさになったら収穫時期だとされており、白い花が咲いてから２週間後位に収穫できるようになるようです。
また、一度ししとうが、実をつけだすと次から次へと収穫できるようになるそうなので、株を疲れさせないように、大きさを見て収穫を行うとよいようです。
収穫する際には、一番果は必ず収穫するのがよいそうです。
収穫の際には手でちぎったり、汚れたハサミで収穫を行うと菌が入り病気にかかってしまうことがあるそうなので、きれいなハサミを使って下手を長くして切り収穫をするとよいそうです。
なるべく長い期間収穫をしたいときには、ししとうを大きくしすぎないように注意して収穫するとよいそうです。
ししとうが赤くなる
収穫が遅くなって実が熟しすぎると、緑色から赤色に色が変わってしまうそうなので、早めに収穫をしてあげるのがよいようです。
赤くなってしまった甘唐辛子は、味の違いは特にないそうですが、甘唐辛子は熟す前に収穫する野菜とされているため、多収穫するためにも早めに採るようにしてあげるのがよいようです。
まとめ
辛い唐辛子とは違うため、赤くなっても辛くはならないようですね。
でも、まれに、辛いししとうができてしまうこともあるようですが。
寒い地方では育てにくそうですが、ししとうは煮ても焼いてもおいしいので、夏野菜の一つとしてプランターで育ててみるのもいいかもしれませんね。
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