家庭菜園で山芋を育てるにはどのようにしたらよいのでしょうか。
また、プランターで栽培できるのでしょうか。
山芋とは?
山芋はヤマノイモ科ヤマノイモ属のつる性植物で、正式にはヤマノイモと言われています。
日本が原産の自然薯は、もともと山に自生しており、山の芋と呼ばれています。
ヤマノイモ属には他に長芋や大和芋、イチョウ芋などがあり、原産が中国で日本で栽培されています。
こういったヤマノイモ属の芋を総称して山芋と呼んでいます。
自然薯や長芋は1mを超えることもある細長い芋で、イチョウ芋は長さ15~25cmの扇形(銀杏の葉の形)の芋で、ツクネ芋は形状が塊形・丸形の芋を言います。
関東地方ではイチョウ芋のことを大和芋と呼んだり、関西地方ではツクネ芋のことを大和芋と呼んだりすることもあります。
山芋は家庭菜園に向いている?
実は山芋は意外にも家庭菜園出来るそうなんです。
本来の山芋は山に自生しているもので、畑での栽培は難しいとされてきていましたが、ここ近年では長いパイプ状のものを使っておこなう栽培方法が開発されてから、畑でも作られるようになってきたそうです。
山芋は深くまで根を伸ばすため、芋を折らないように収穫するのは難しいですが、プランター栽培であれば収穫が楽になるそうです。
また、最近ではグリーンカーテンとしても利用されています。
プランター栽培の場合は、深さが必要な長芋より、イチョウ芋やツクネ芋の方が作りやすいでしょう。
プランター栽培はできる?
プランター栽培する場合は、幅が70cm、深さが30cm以上ある大型のプランターを使用するほうが良いでしょう。
だいたい2~4本程度が適しています。
長さが長くならない短形の山芋が良いでしょう。
また大きめの肥料袋などで育てるのもおすすめです。
山芋の植えつけ方法
日当たりの良い場所で育てることが必要です。
植えつけ時期は4月中旬から5月中旬です。
植えつけ前には種芋を準備します。
種芋には子芋、または切り芋を使用します。
子芋はムカゴを前年の春から晩秋までの間育てたもので切らずにそのまま使用します。
切り芋は大きな芋を切り分けたもので自然薯やイチョウ芋、ツクネ芋の場合は1片あたり50~80gに分割したものを使用します。
長芋の場合は、100~150g程度に分割したものを使用します。
切ったら、暖かく風通しの良い場所で20~25日程度乾燥させて使用することが必要になります。
山芋の収穫方法は?
山芋は種芋の植えつけから収穫までの栽培期間は約6か月程度かかります。
山芋の収穫は、地上部が枯れてきたころに行います。
時期としてはだいたい10月下旬くらいからです。
折らないように収穫することが大切です。
まとめ
山芋がプランターでも栽培できるとは知りませんでした。
最近では、地中にパイプを埋めて自然薯をまっすぐに育てる方法もテレビなどで紹介されています。
山芋は収穫までにムカゴなどもできますので、育てるのが楽しい野菜ですね。
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