ごぼうを料理に使うときはまず水にさらすようにと、教えてもらった人も多いと思いますが、何故ごぼうを水にさらすのか知っていますか?
この記事では、ごぼうを水にさらす理由とその影響についてご案内いたします。
ごぼうを水にさらす理由は?どれくらいの時間さらす?
ごぼうを水にさらす理由は、ずばりアク抜きの為です。
アクは食物が外敵から身を守るためにもっている、えぐみや苦味のようなもので、食べると人も苦味を感じます。
ごぼうを水にさらすとそのアクが水の中に出ていくため、アク抜きをすることが出来ます。
あくにはごぼうの風味も含まれているので、抜きすぎるのも風味が落ちる原因になるかもしれません。
どれくらいの時間水にさらすのかと言いますと、これは料理をする人や食べる人の好みによります。
数分でよいとする人もいれば、一晩水につけておくと言う人もいるのです。
アクは全く抜かないとごぼうの風味やクセが強すぎることもあり、またアクを抜きすぎるとごぼうの風味が失われすぎるという事にもなります。
ご自分の好みで加減してあく抜きを行うようにしましょう。
栄養に影響はあるの?
ごぼうを水にさらすと出てくるアクには、ポリフェノールが含まれています。
ポリフェノールには抗酸化作用があり、体内を若返らせる作用があるため、水にさらすことによってポリフェノールが水に流れてしまう恐れがあります。
あくを抜く時はポリフェノールのことも考え、あくを抜きすぎないようにすると良いでしょう。
保存する場合は?
アク抜きをしたごぼうを保存する場合は、水気をよくとってラップに小分けをし、フリーザーバッグなどの袋に入れて密封して冷凍保存すると長持ちします。
土付きのままなら冷暗所に置いておくだけで1か月持つ場合が多いですが、切ったり調理したごぼうは3~4日で使い切るのがよいと言われています。
なので、ごぼうを一度に使い切れないご家庭では、下処理したものを冷凍保存するのが良いでしょう。
まとめ
今回は、ごぼうを水にさらす理由や栄養についてご案内いたしました。
ごぼうはアク抜きのために水に晒す必要がありますが、アクと一緒に栄養素が出て行ってしまうことがあるので、お好みにあわせて水につける時間を調節しましょう。
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