誰でもおならをすると恥ずかしいものですよね。
なるべくなら出したくないですが、それでも出てしまいます。
ごぼうを食べるとおならが出るって聞いたのですが本当でしょうか。
この記事では、おならの出るしくみと、ごぼうとおならの関係についてご案内いたします。
おならのしくみ
そもそも、何故おならが出るのでしょうか。
人間は摂取した食べ物を消化した時点でガスは発生させません。
どこでガスが発生するのかというと、大抵は食事のときに一緒に呑みこんだ空気なのです。
人は食事をする時に知らないうちに空気を飲み込んでいます。
食べ物に含まれる空気や飲み込んだ空気が、体内で不要なものとして処理され、おならになって体の外に出るのです。
空気の成分は酸素や窒素で、その空気に小腸や大腸の中にあるものが反応して発酵し、ガスメタンや水素、二酸化炭素などが混ざって、おならと呼ばれるガスになります。
ごぼうでおならがでるのはなぜ？
ごぼうやイモなどを食べるとおならが出るのは何故なのでしょうか。
食べ物に含まれている空気がおならの原因になるのなら、ごぼうやイモ意外でもおならが出ます。
ごぼうを食べるとおならがよく出るのは、食物繊維の働きで腸が活発に動くからだと言われています。
ごぼうの食物繊維含有量は、野菜のなかでもトップクラスと言われています。茹でた状態で、100グラム中６グラムも含まれているのです。
食物繊維には、腸内の水分を吸収して便のかさを増し、便秘を解消してくれる効果があると言われています。
それは腸の働きを活発にしてくれることでもあるので、腸で発生するガスの量も増えます。
以上のことから、ごぼうを食べるとおならが良く出るのは、食物繊維の働きによるものであると言えるかもしれません。
また、ごぼうを食べすぎることで腸が活発に動きすぎてしまい、下痢などの症状を起こす恐れもあります。
まとめ
今回は、ごぼうとおならの関係性についてご案内いたしました。
どんな食品でも食べ過ぎは良くありませんので、ごぼうもほどほどに摂取しましょう。
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